ビジネスパートナー事業部 執行役員 事業部長 村上 勇雄

ビジネスチャンスの先を見据えてさらに強いパートナーシップを

AIをはじめ、新しい話題が増えた2024年は、今年10月のWindows 10 EOS(サポート終了)も視野に入れて、リアルな展示会に力を入れるパートナー様が多かったように感じます。大塚商会でも、昨年も好評だったBP事業部主催の展示会だけでなく、メーカー様と協力しながら、全国各地で開催しているセミナーを引き続き実施していきます。最近は、パートナー様から「ショールームにAI PCを置きたい」というご要望をいただくこともありますが、エンドユーザー様に新しい商材に触れてもらい、その場で提案する環境が用意できれば大きな武器になります。機種の手配など、展示会のお手伝いもディストリビューターとしての役目ですので、ぜひお声がけください。

まもなくIT業界にはPCリプレイスの特需が訪れると予想されますが、大塚商会ではすでに十分な在庫の確保と物流体制の構築ができております。前回Windows 7のEOSとなった2019年よりも提供力は上がっていると思いますので、ご安心ください。

さらに、いわゆる「アフターEOS」も考えたとき、商圏や商材の拡張と新たなエンドユーザー様を獲得する努力は続けていかなければなりません。以前は外資系メーカーが席捲していたPCの市場ですが、国内生産のメーカーがビジネス向けの製品を充実させたことにより、製品の選択肢が増えていると思います。メーカーや機種の選択肢が増えれば、エンドユーザー様にも喜んでいただけるのではないでしょうか。

2025年は「くらうどーるプラス」に力を入れていきます。今まで以上にパートナー様に使っていただくために、さまざまな情報提供やキャンペーンの実施、商材の拡充に取り組んでまいります。パートナー様をより深くサポートするためのバックヤードの確立などにおいて、社内的なコラボレーションも強化されておりますので、大塚商会が培ってきた充実のサポート体制をご活用いただけると思います。

今後は、営業をサポートする役割として、「BPプラチナ」やパートナー様とタイアップしたメディア戦略、システム強化なども進めていきますが、Face to Faceを大切にする大塚商会の営業方針は変わりません。今年の大きなビジネスチャンスをつかむだけでなく、その後の課題に対してもパートナー様と一緒に向き合い、ビジネスの継続的な成長をお手伝いいたします。好機だからこそ、さらに強いパートナーシップを作り上げていきましょう。