PC周辺機器

営業用のノートPCを増強!

スマートなモバイルワークを実現する周辺機器7選

掲載日:2020/12/23

スマートなモバイルワークを実現する周辺機器7選

コロナ禍の影響でリモートワークが広まり、仕事のありようが大きく変化した昨今。営業職においてもオフィス以外で作業するシーンが増えてきている。こうした流れに対応するには、ノートPCの環境整備が重要だ。今回はノートPC本体のスペックを上げるのではなく、周辺機器を活用してPCの使い勝手を向上することに重点を置いて考えてみたい。

端末を保護するアイテムで安心の運用を

モバイルワークや外回りでノートPCを使用する際は、持ち運び時の衝撃による故障やセキュリティリスクに配慮したいところ。液晶フィルターやバッグを活用し、安心して公共の場で仕事ができる環境を整えたい。

エレコム:のぞき見防止フィルター『EF-PFS』シリーズ

オフィス外でPC作業をする場合、常に情報漏えいのリスクと隣り合わせにあることは心得ておきたい。特に「ビジュアルハッキング(のぞき見)」は、単純ながらも危険性が高い。これを防ぐうえで、エレコムの『EF-PFS』シリーズのようなのぞき見防止フィルターは非常に有用だ。

ディスプレイに取り付けると視野角が60度までに狭まり、側面から書類やメール等を見られる心配がなく、安全にPCを使用できる。また、画面のぎらつきや映り込み、ブルーライトをカットする機能も備えており、見やすく目への負担も軽減できるというメリットもある。タッチパネルにも対応しており、画面への傷を気にせず使える点もポイントだろう。

エレコム:スタンダードPCバッグ『BM-SN03BK』

PCを持ち運ぶ際は、運搬用のバッグにも気を使いたい。エレコムの『BM-SN03BK』は、付属のベルトを付け替えることで、手持ち・肩掛け・背負いから好みの持ち方を選べる3WAY仕様。荷物が重くとも手が痛くなりにくい厚手のクッション入りハンドルや、キャリーバッグのハンドル部分に固定できるキャリーホルダーを採用するなど、運びやすさに配慮した設計も魅力だ。

サンワサプライ:モバイルバッテリー『BTL-RDC16』

近年はコンセントを提供するカフェ等も増えているが、モバイルワークをするにあたって端末の電源確保は常に意識しておきたいところだ。サンワサプライの『BTL-RDC16』は、2万mAhの大容量モバイルバッテリーで、AC出力まで対応(最大65W)。フル充電時で、ノートPCの稼働時間を約3時間延長できる。最大2.4A出力のUSBポートも2基搭載しており、併行してスマートフォン等の充電も可能だ。

バッテリー本体への充電も、大容量ながら約3~4時間で完了。電源は100~240Vで海外でも対応でき、飛行機への持ち込みも可能と、様々な場面で活用できるアイテムだ。

小型の入力・記録用デバイスで軽快なモバイル環境を実現

ノートPCは小型化のため、操作性や機能性が犠牲となっているケースもある。かといって周辺機器を併用すると携帯性が失われ、本末転倒となってしまうこともしばしば。そこで、ここでは携帯性に優れるデバイスを紹介しよう。

サンワサプライ:『MA-BTIR116BK』

ほとんどのノートPCはタッチパッドやスティックといった入力デバイスを内蔵しているが、マウスのほうが好みであれば、サンワサプライの『MA-BTIR116BK』のような、持ち運びやすい小型マウスを活用してはどうだろうか。厚みが1.8cmの超薄型でBluetooth方式ゆえ、多くの端末へレシーバーなしで接続できる。ノートPCやタブレットなど、最大3台まで接続でき、マルチペアリングが可能だ。フラットな状態では電源がオフとなり、握りやすいよう山型に折り曲げるとオンになるという、自然な流れで使える電源仕様も使いやすい。

バッファロー:『SSD-PZNU3』シリーズ

大切なデータの保存や運搬をするうえで、ストレージには万全なセキュリティが欲しい。バッファローのポータブルSSD『SSD-PZNU3』シリーズは、ハードウェアによる暗号化機能を備えるうえ、ICカードでキーロックができる先進のセキュリティを利用可能。防雨・防塵設計も施されており、堅牢性も優秀だ。SSDゆえアクセスも早く、耐衝撃性もHDDより優秀だ。

サンワサプライ:『NT-17UH2BKN』

コンパクトなノートPCの多くはテンキーレス仕様だが、Excelの入力等でテンキーが欲しくなるケースはある。業務によっては、サンワサプライの『NT-17UH2BKN』のような外付けテンキーパッドを用意しておくと心強い。2個口のUSBハブも備わっており、USB2.0ポートを1基増やせる点も便利だ。

キングジム:デジタルメモパッド『カクミル』

ノートPCの機能を増強するアイテムではないが、全てをノートPCやスマートデバイスで処理せず、他の機器で作業をサポートするという手もある。例えばキングジムのデジタルメモパッド『カクミル』を用意すれば、予定やアイデア等を文房具感覚ですぐさま記録できる。電子ペーパー採用のディスプレイは紙にペンで書くのと変わらないスムーズな書き心地を実現しており、アナログ感覚で使用可能だ。メモは本体内に最大99枚保存でき、サムネイル表示から簡単に検索できる。メモやToDoにアラームを設定し、細かい予定の管理も手軽にできる。

以上、7点の周辺機器を紹介した。買い換えや増設といった端末そのものの性能向上よりも低コストかつ容易でありながら、スマートに業務効率化を図れるので、活用を検討してみてはいかがだろうか。ぜひおすすめいただきたい。