UPS関連
サーバーの安全なシャットダウンを実現するUPS管理ツール
シュナイダーエレクトリック
PowerChute™ Network Shutdown v4.4
掲載日:2020/12/23
ゲリラ豪雨の増加による落雷や長期停電のリスクを考慮すると、サーバー機器の保全にはUPSが必須。運用のうえでは、シュナイダーエレクトリックの『PowerChute Network Shutdown』のような管理ソフトの使用が望ましい。APC製のUPSと連携して動作し、有事の際には物理サーバーも仮想環境も、適切な処理でシャットダウンを実行。データの完全性を保護して、システムのダウンタイムを短縮してくれる。
最新のHCIシステムと互換し
容易な設定で導入可能
『PowerChute Network Shutdown』は、システムを安全かつ自動でシャットダウンできるソフトウェア。
APCの「Network Management Card」および、APCブランドのUPSと連携して動作し、ブルリサーバーや仮想マシン、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)クラスターを制御できる。大容量UPSや冗長構成UPSに対応し、安全安心のシステム構築を実現する。
最新のバージョン4.4では、HCIシステムへの対応を拡張。これまでのNutanix、VMware vSAN、Microsoft Azure Stack HCIに加え、新たにCisco HyperFlexおよびHPE SimpliVityに対応した。それぞれの最新構成をサポートしており、コントローラVMとクラスター制御をWebUIによる設定で行える。(スクリプト作成の必要なし)
シンプルなセットアップウィザードにより、UPSの設定や電源障害の際の運用条件およびオプションを設定し、迅速に導入することができる。
設定の自由度も高く、仮想マシン制御の優先順位の設定により、シャットダウンおよびスタートアッププロセスでの停止と起動の順序を柔軟に設定可能だ。
多彩な管理機能で
可用性の高いシステムを実現
『PowerChute Network Shutdown』の導入により、ネットワーク経由で複数のUPSを管理したり、HAおよびHCI環境で仮想マシンとクラスターを制御し、シャットダウンを自動で実行したりと、多様な管理形態をとることができる。
電源やUPSごとにイベントログやユーザー通知、システムシャットダウン等を設定可能。イベント発生時はシステム管理者に通知するなど、有事の際も迅速に対応可能だ。
Edge環境に対応し、セキュアなプロトコルによる他拠点のリモート監視も可能。可用性の高いシステムを構築できる製品として、UPSとあわせてご提案いただきたい。
主な機能
対応UPS※1 | 対応UPS Smart-UPS、Smart-UPS RT、Smart-UPS SRT、SecureUPS、 Symmetra LX、Symmetra RM、Symmetra PX |
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対応システム※2 | Windows、Linux、VMware、Nutanix, HyperFlex、SimpliVity |
※1 Network Management Card 2 (AP9630J/AP9631J) もしくは Network Management Card 3 (AP9640J/AP9641J)の搭載が必要です。
※2 対応OSの最新状況は https://www.apc.com/jp/ja/faqs/FA53720をご参照ください。
※3 PCSN v4.4 製品カタログ:https://catalog.clubapc.jp/pdf/management/pcns_v4.4.pdf