NAS・ストレージ

ハイパフォーマンス、高信頼性の大容量NAS

バッファロー
TS51210RH19212

掲載日:2021/01/12

急激に普及したリモートワークをスムーズに行うためには、ハイパフォーマンスで信頼性の高いNASの活用が有効だ。また、情報システム担当者がリモートワークに対応するためには、社内システムの管理もリモートで行う必要がある。当然、NASもリモート管理に対応していなければならない。

多彩なクライアント環境に対応

バッファローの『TS51210RH19212』は、法人向けの大容量NAS「TeraStation TS51210RHシリーズ」の最大容量モデルで、容量は192TBだ。

ファイル共有プロトコルはSMB/CIFSをサポートしているので、Windows、Mac、Linux/UNIXなど、クライアント環境が混在するネットワークでもファイルサーバーとして使用できる。

リモートワークを行う場合、ユーザーが自前の端末を使用する場合もある。異なるOSが混在する環境に対応していれば、リモートワークで使用する際にも安心だ。

また、iSCSIターゲット機能に対応しているので、VMwareなどの仮想環境の増設ストレージとして使用することができる。リモートワークの増加に伴い、仮想環境のストレージ強化が必要な場合にも、同製品はおすすめできる。

電源などの冗長化により高信頼性を実現

法人向けNAS製品には高い信頼性が求められるが、『TS51210RH19212』にはさまざまな対策が施されている。

HDDには長期間駆動に向いているニアラインHDDを採用し、利用頻度の高いデータと長期保管が必要なデータの両方に対応した。

また、電源は2系統の電源で冗長性を持たせたリダンダント電源としているので、電源トラブルによる停止を防止できる。

さらに、HDDとNANDフラッシュ上でファームウェアを二重化することで長期安定稼働を実現可能にした。

リモートワークが一般的になり、情報システム管理者がリモートワークに対応することも想定される。その際はNASもリモート管理に対応している必要がある。

同製品は、稼働状況の把握、稼働状況の共有、遠隔簡易操作、設定情報の保存などができるリモート管理サービス「キキNavi」に対応している。遠隔地からのNASの監視、メンテナンス用の簡易操作が可能になるので、管理者のリモートワークを可能にし、管理負担を削減することができる。

主な機能

筐体 ラックマウント
インターフェイス(LAN端子) LAN端子(10GBASE-T):背面×2
LAN端子(1000BASE-T):背面×2
インターフェイス(USB端子) USB 3.2(Gen 1)端子:背面×2(バスパワー対応)
USB 2.0端子:前面×2(バスパワー対応)
電源

AC100V 50/60Hz

消費電力 最大(定格):500W
平均(データ転送時):122W
平均(アイドル時):100W
外形寸法(W×D×H・本体のみ・突起部除く) 481×736.9×88mm
質量 約25.0kg(12ドライブ)
約19.8kg(4ドライブ、8スロット空き)
保証期間 3年間(本体およびハードディスク)

※対応OSなどの対応情報は、メーカーサイトからご確認いただけます。