オフィス用品
換気中でも足元を温められるデスクパネルヒーター
サンワサプライ
PH-DESK1W
掲載日:2021/02/16
新型コロナウイルスの感染防止には、密閉、密集、密接の「3つの密」を避けることが重要とされている。オフィスでは出社人数を制限するなどして密集、密接を避ける対策がとられ、さらに密閉を避けるために、ドアや窓を開放するなどして、積極的に換気が行われている。しかし、寒い日に換気を行うことでオフィス内の室温が低下し、作業効率が低下するなどの影響が懸念される。そこで利用したいのがデスクパネルヒーターだ。
デスク下にマグネットで設置
サンワサプライの『PH-DESK1W』は、デスク下などにマグネットで装着できるデスクパネルヒーターだ。本体の厚みは3.5cmと薄いため、デスク天板の裏面のほか、デスクの奥面やデスク・キャビネットの側面などに取り付けても邪魔になることはない。
デスクワークの寒さ対策としては、従来からひざ掛けや小型のヒーターやストーブを使用する方法があるが、同製品であればひざ掛けのように広げたり畳んだりする手間がかからず、ヒーターやストーブのように設置場所が必要になることもない。
さらに、無音・無臭で温風が出ることもないので、オフィス環境に影響を与えることがない。
また、マグネット式で固定でき、本体質量も約1.3kgなので、設置や移動も簡単に行える。必要な場所で必要なときに使用できるので、設備投資を抑えながら、オフィスの環境を改善することが可能だ。
受付業務やテレワークでも
『PH-DESK1W』のインターフェイスは非常にシンプルだ。電源スイッチのほかには、タイマースイッチがあるだけだ。
タイマーは1時間~7時間まで設定可能で、タイマー設定が行われていない場合でも8時間後には自動的にOFFになる設計になっている。同製品の電気代は1時間で約0.7円と節電タイプだが、自動OFFタイマーで消し忘れを防止できることで、エネルギー消費の無駄を抑えられる。
また、表面温度が55度以上になった場合にも自動的に電源が切れるので安全だ。火災などのリスクも抑えられている。
「3つの密」対策としての換気が必要なのは、オフィスだけではない。受付カウンターやシェアオフィス、在宅ワークでの仕事机や、塾の学習デスクなど、足元が冷える場所で同製品を使用すれば、職場環境の改善に加え、生産性や集中力の向上が期待できる。
冬場の感染症予防を徹底させ、かつ働く環境を快適にするためのツールとして、ぜひ同製品を提案していただきたい。
主な仕様
外形寸法(W×D×H) | 380 × 330 × 35mm(マグネット含む) |
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製品重量 | 約1.3kg |
電源コード長 | 約2.5m |
定格電圧 | AC100V |
動作周波数 | 50/60Hz |
消費電力 | 27W |
最大表面温度 | 約55℃(環境温度22℃の時) |
材質 | 耐熱ファイバー |
安全装置 | 温度ヒューズ、サーモスタット |
タイマー | 自動OFFタイマー/8時間 設定OFFタイマー/1・2・3・4・5・6・7時間 |