バックアップ・データ保護

法規制や訴訟対応に有用なメールアーカイブサービス

Arcserve Japan
Arcserve Email Archiving 6.5 Update1

掲載日:2021/03/02

Arcserve Japan Arcserve Email Archiving 6.5 Update1

関税法やe-文書法ではメールや文書を保管・保護する義務が定められており、遵守するには電子メールのアーカイブが必要不可欠。これは訴訟への対策にも有用だ。Arcserve Japanの『Arcserve Email Archiving』は、送受信されたメールをポリシーベースで自動保管。必要に応じて迅速にアクセスでき、法規制や社内のコンプライアンスへの対応が生じた際に、すばやく参照し開示できる。

証拠能力のあるメールを暗号化し保存

『Arcserve Email Archiving』は、企業のメールをポリシーベースで自動収集し保管するソフトウェア。過去のメールはもちろん、指定対象のメールが送受信時にリアルタイムで保存されるため、意識せずに運用できる。ライセンスは、メールボックス数、または、容量に応じたサブスクリプションを選ぶことが可能だ。

メールは暗号化され、変更できない状態で保管される。このため、関税法やe-文書法(電子文書法)など、関連メールを一定期間毀損することなく保存するよう求められる法律への対応に有効となる。

検索機能も充実しており、アーカイブされた、退職者も含めた全従業員のメールを高速に検索可能。多言語対応で、多彩な条件指定での絞り込みも短時間に完了できる。

こうしてメールを必要に応じてすぐに開示できるため、法規制や社内コンプライアンスにも迅速に対応することが可能だ。証拠能力のあるメールを保持できるため、訴訟対策にも有用といえる。

検索機能の充実で効率アップ

この最新バージョンでは機能が拡張され、Outlookのリッチテキスト(TNEF)形式メールのアーカイブと検索に対応。サービス側がメール書式を自動判定し、ブラウザに表示するエンコード方式まで自動選択してくれる。

検索機能にもCC、BCC、および添付ファイル名での指定オプションが追加され、利便性が向上。検索結果ページをまたいでメールを選択し、一括でダウンロードすることも可能となり、メール提出や開示要求時の手間が軽減できるようになった。

証拠能力のあるメールを保管・管理できる『Arcserve Email Archiving』は、法的リスクを軽減するうえで有用。従業員のセキュリティ意識向上にも役立つ点も含め、お客様にアピールしていただきたい。

主な仕様

製品名 Arcserve Email Archiving 6.5 Update1
機能 1. メールの収集
2. メールの保管
3. メールの検索と開示
4. アクセス管理
5. レコード管理
6. マルチ テナント管理
動作要件 【アーカイブ対象メールシステム】※1
Microsoft Exchange Server / Microsoft 365 (Exchange Online) / Google Workspace (旧G Suite) / Postfix
 
【Arcserve Email Archiving サーバ 導入可能な環境】
VMware vSphere (OVF) / Microsoft Hyper-V/Microsoft Azure
動作環境※2 CPU: 2.5 GHz 以上のプロセッサを有する、2 vCPU 以上
メモリ: 8 GB 以上
ディスク容量: 100 GB 以上

※1 Lotus Domino、Sendmailは日本では未サポートです。

※2 詳細はこちらをご参照ください https://support.arcserve.com/s/article/Email-Archiving-Compatibility-Matrix?language=ja