NAS・ストレージ
Windows Server IoT 2019搭載NAS
バッファロー
WS5220DN02S9
掲載日:2021/04/06
バッファローは1月、OSにWindows Server IoT 2019 for Storage Standardを採用したNAS『WS5220DN02S9』シリーズを発売した。Active Directoryサーバーのアカウント情報を利用したファイルやフォルダーのアクセス制限に対応し、導入・管理の手間を削減。8GBのメモリー搭載や10GbELANへの対応など基本性能も高く、ビジネスの効率を高めてくれる。
管理コストを抑えた快適なサーバー
バッファローのWS5220DN02S9は、法人向けのNASだ。ストレージ容量は2TB。シリーズでは他に4TB、8TBがラインアップされている。10GbE/5GbE/2.5GbEの高速通信に標準で対応するほか、8GB大容量のECCメモリーを搭載しており、高効率で運用できる。
OSにはストレージ用途に限定して機能を絞り込んだWindows Server IoT 2019 for Storage Standardを搭載。Active Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用した、ファイルやフォルダーのアクセス制限に対応している。
一元管理で導入・管理の手間が省けるほか、ユーザー・グループ数も無制限で対応でき、大規模な環境にも適用できる。
また、通常のWindows Server OSと違い、ユーザーまたはデバイスごとにCAL(クライアントアクセスライセンス)を必要としない点も大きなメリット。導入・運用コストを大幅に削減できる。
安定性に優れ保証も充実
HDDには、NAS向けに設計されたWestern DigitalかSeagate、東芝製の専用品を採用している。低消費電力と高い信頼性を備えており、長時間稼働時も安定した動作が見込める。
HDDはユーザーが簡単に交換できる設計で、障害発生時の復旧が容易。システムの再起動も、付属のリカバリ用USBメモリーで簡単に行える。
3年保証付きで、データ復旧も保証期間内における軽度の論理障害であれば、ユーザー登録だけで無償対応。最長7年までの保守メニューもある。長期間安心して運用できる製品として、ぜひおすすめいただきたい。
主な仕様
型番 | WS5220DN02S9 |
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対応情報 | 対応OSなどの対応情報は、メーカーサイトからご確認いただけます。 |
筐体 | デスクトップ |
インターフェース | 【LAN端子】 LAN端子(10GBASE-T):背面×1 LAN端子(1000BASE-T):背面×2 【USB端子】 USB 3.2(Gen 1)端子:背面×2 USB 2.0端子:― |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 最大:85W |
外形寸法(W×D×H) | 170×230×170mm(突起部除く) |
質量 | 約5.0kg |
保証期間 | 3年間(本体およびハードディスク) |