コミュニケーション
テレビ会議でコミュニケーションの効率化を実現
Microsoft
Microsoft Teams
掲載日:2021/06/08
新型コロナウイルスの影響で一気に普及したビデオ会議には、さまざまなプラットフォームが提供されている。ビジネスパーソンであれば、いずれかのサービスを利用したことがあるだろう。Microsoft Teamsもその一つで、Microsoft Office 365の機能の一つとして提供されている。充実した会議管理機能やセキュリティ、Microsoft Office 365との連携など、Microsoft Teamsを使用するメリットは大きい。
会議のライフサイクルを管理
Microsoftの『Microsoft Teams』は、チームワークを実現する安全なコラボレーション プラットフォームだ。
ひと口にテレビ会議といっても、複数人が同時にアクセスしてビデオ通話をするだけが会議ではない。会議を行う前に予め情報を共有したり、会議日程を調整したりすることも会議のライフサイクルに含まれる。会議の終了後にも、議事メモを作成したり共有したりすることも必要だろう。
例えば同製品のチャット機能を使うと、会議日程の調整や会議資料の作成などをスムーズに進めることができる。ほかにもメンション機能やスレッド機能などを利用することで、煩雑になりがちなチャットでのやり取りを整理することが可能だ。
また、テレビ会議の内容は録画しておくことも可能なので、議事録として利用することもできる。同製品を使うことで、会議のライフサイクル全体を効率的に管理できるようになる。
Office 365との連携で効率化
世界標準のセキュリティとコンプライアンス基準を満たしている『Microsoft Teams』を利用するメリットは、ほかにもある。
会議中に画面共有機能で会議資料を共有するシーンはよく見かけるが、その資料を編集する必要が生じる場合もある。同製品であれば、Microsoft WordやMicrosoft ExcelなどのMicrosoft 365ファイルを、複数人で同時に編集することが可能だ。ファイル共有もドラッグ&ドロップで簡単にできるので、会議終了後の議事メモの確認と編集をその場で行うといったことも可能になる。
同製品はコラボレーション プラットフォームを標榜しているように、単なるテレビ会議サービスではない。テレビ会議、チャット、ファイル共有、多彩なOffice 365アプリとの連携により、社内外のコミュニケーションとコラボレーションの効率化を実現できるサービスだ。
この機会に業務を見直し、『Microsoft Teams』を活用した新しいワークフローの構築を提案していただきたい。
主な仕様
エディション | Microsoft Teams (無料) | Microsoft 365 Business Basic ※Microsoft Teams が含まれています |
Microsoft 365 Business Standard ※Microsoft Teams が含まれています |
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Microsoft Office の アプリとサービス ★価格、内容等詳細はメーカー サイトにてご確認ください★ |
Teams、Exchange、OneDrive、SharePoint Web 版とモバイル版の Word、Excel、PowerPoint が含まれています。 ※1 |
Teams、Exchange、OneDrive、SharePoint、Outlook、Word、Excel、PowerPoint、Publisher(Windows PC のみ)、Access(Windows PC のみ) | |
オンライン会議 (通話とビデオ)※2 |
〇 | 〇 | 〇 |
参加者数の上限 | 〇(参加者100人 ※3) |
〇(参加者300人) | 〇(参加者300人) |
会議の長さの上限 | 〇(60分 ※4) | 〇(24時間) | 〇(24時間) |
画面共有 | 〇 | 〇 | 〇 |
会議のレコーディング | 〇 | 〇 | |
最大ユーザー数 | 500K | 300 | 300 |
チャットでのファイル添付 | 〇( ユーザー 1 人あたり 1 TB ) | 〇(ユーザー 1 人あたり 3 GB ※5) | 〇(ユーザー 1 人あたり 3 GB ※5) |
ファイル ストレージ | 〇( 全チームで 10 GB ) | 〇( 組織全体で 1 TB + ライセンスごとに 10 GB ※6 ) | 〇( 組織全体で 1 TB + ライセンスごとに 10 GB ※6 ) |
Office アプリ (Word、Excel、PowerPoint) でのリアルタイムの共同作業 |
〇 | 〇 | 〇 |
Microsoft Teams の データの暗号化 (保管中と転送中) |
〇 | 〇 | 〇 |
ユーザーとアプリを 管理するためのツール |
〇 | 〇 | |
Microsoft 365 サービスの 使用状況レポートと分析 |
〇 | 〇 | |
ユーザー設定とポリシー を構成可能 |
〇 | 〇 | |
24 時間年中無休の電話 /Web サポート |
〇 |
※1 このプランは Office 2019、Office 2016、Office 2013 とともに使用できます。それよりも前のバージョンの Office (たとえば Office 2010) も Microsoft 365 と連携できる可能性がありますが、機能が制限されます。この Office との連携の対象には、Office 365 F3 プランは含まれません。
※2 HD 通話を利用するには、対応する HD ハードウェアと通信速度 4 Mbps 以上のブロードバンド接続が必要です。
※3 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行中のお客様サポートとして、当面はこの上限を 300 人に拡大します。
※4 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行中のお客様サポートとして、当面はこの上限を 24 時間に延長します。
※5 チャットでのファイル共有には OneDrive ストレージが使用されるため、OneDrive の容量の上限が適用されます。
※6 Teams のファイル共有は SharePoint Online バックエンド上で実行されるため、チーム内の [ファイル] セクションには SharePoint の容量の上限が適用されます。詳細については、Microsoft Teams のストレージの上限と仕様の説明をご覧ください。