シャープの『PN-HS』シリーズは、デジタルサイネージに適したインフォメーションディスプレイだ。パネルサイズは55V型ワイド、50V型ワイド、43V型ワイドの3モデルがラインアップされている。

いずれも解像度は3,840×2,160ドットで、フルHDの4倍の解像度である4K画像を、見やすく表示することが可能だ。

また、輝度は一般的なテレビの350～500cd/m2よりも明るい700cd/m2なので、明るい場所でもはっきりと静止画や動画を表示できる。

さらに視野角は左右178°、上下178°なので、店頭でのプロモーションや待合室でのインフォメーションなどに使用する際に、より多くの人に同時にメッセージを伝えられる。

『PN-HS』シリーズの特長として、フレキシブルに設置できる点にも注目したい。

同製品は、同社製のほかにも多彩なメーカーのフロアスタンドに対応していることに加え、壁掛けや天吊で設置することができる。さらに縦置き、横置きのいずれの設置方向も可能なので、ユーザーの希望どおりのスタイルで設置することができ、空間演出の幅が広がる。

店舗などのスペースを有効活用したプロモーションを可能にするだけでなく、天井や足元などの意外な場所への設置が可能なことで、訴求力をより向上させる効果も期待できる。

また同製品には、簡易メディアプレーヤーが搭載されている。静止画や動画を記録した市販のUSBメモリーを本体に挿すだけで、PCレスでコンテンツを自動再生することが可能だ。

さらにUSBメモリーの盗難を防止するカバーが付属しており、店頭やイベント会場など、不特定多数の人が行き来する場所でも安心して使用できるよう、配慮されている。

現在の社会情勢では、これまでは対面で行っていた店頭でのプロモーションなどが行いにくくなっている。人との接触がないデジタルサイネージによるプロモーションは、これまで以上に重要なツールになることには疑いがない。同製品を活用したニューノーマル時代のプロモーションを提案していただきたい。