ワークステーション

高度なディープラーニング環境をオールインワンで提供

ニューテック
Cloudy DP-Analysis

掲載日:2021/11/02

ニューテック Cloudy DP-Analysis

ディープラーニングでAIを効率良く学習させるには、膨大なデータを処理するハードウェアが必要不可欠だ。特に行列計算に優れるGPUのパフォーマンスは大きな役割を占める。ニューテックの『Cloudy DP-Analysis』は、最新のRTX A6000を搭載。OSと開発環境を含めたオールインワン型で、高度な深層学習を行うことが可能となる。

深層学習に最適な最先端のパーツ

『Cloudy DP-Analysis』は、高性能のワークステーションに開発環境を載せたディープラーニング用のオールインワン型パッケージ製品だ。

ワークステーションは、CPUにインテルのXeon Silver 4210(10コア20スレッド)を採用。メインメモリーは64GB(16GB×4)、ストレージは960GBのSSDと、高速処理が求められるディープラーニングに申し分のない性能を備えている。

ディープラーニングにおいて特に重視されるGPUには、NVIDIAのRTX A6000を採用。Ampereアーキテクチャと48GBのGDDR6メモリーを搭載しており、データサイエンスやシミュレーションなどの膨大なデータセットやワークロードを使用する作業において、絶大な威力を発揮するだろう。

開発環境をインストール済み

OSは、Linux(Ubuntu18.04)がインストール済みだ。開発環境として、Cuda 11.2やTensorfFlow、KerasやTheanoといった代表的なフレームワークがあらかじめ導入されている。

さらに深層学習ソフトウェア「Deep Analyzer」も搭載されており、導入後すぐに深層学習を実行できる。

プログラミング不要で、オーグメンテーションやハイパーパラメータ調整など専門的なプロセスを自動化する。プログラミングの知識がないユーザーでも、Webブラウザからマウス操作だけでAIの開発や訓練、検証ができる。

画像分類や画像生成、物体検出といった代表的なアルゴリズム6種がプリセットされており、複数のアルゴリズムから選択可能。ブラウザから学習済みのAIを使い、PoC(仮説検証)を手軽に実行することもできる。

『Cloudy DP-Analysis』は研究用途での利用を見込み、学術研究機関や民間企業の研究部門向けに提供される予定だ。「『大容量データ重視型』のお客様のディープラーニング用途を促すとともに、『計算機能やソフトウェア重視型』のお客様への営業活動を行う」との意向を踏まえてご提案いただきたい。

主な仕様

製品名 Cloudy DP-Analysis
CPU Intel® Xeon® Silver 4210(10コア/20スレッド)×1
メモリ 64GB(16GB×4枚)
SSD 960GB-SSD×1
OS Ubuntu 18.04 LTS Desktopに以下の開発環境をプリインストール
開発環境 Cuda 11.2/TensorfFlow/Keras/Theanoなどの
代表的なフレームワークを予めインストール済み
その他 Deep Analyzerインストール済み
Nextcloud Ready100(別売り)との連携が可能
GPU NVIDIA® RTX™ A6000搭載
メモリ 48GB
その他 NVIDIA Ampereアーキテクチャ搭載
PCI-Express4.0対応