コミュニケーション
電話応対まで含めたテレワーク環境を実現
インターコム
Hasso Ver2.0
掲載日:2021/11/16
インターコムの『Hasso』は、テレワーク実施時における電話応対の問題を解決できるクラウドサービスだ。会社宛ての電話をクラウド経由で在宅スタッフのPCへ取り次げるため、電話番のための出社等のコストを軽減できる。新バージョンの最新版(Ver2.0)では、スマートフォンアプリでの応対にも対応。チャットボットによる無人対応も可能となり、よりシステムを効率化できる。
スマートフォンアプリでより便利に
『Hasso』は、電話着信をクラウドで中継し、PCで受けて通話することができるサービスだ。例えば、会社宛ての電話を在宅作業中のスタッフが受ける、といった使い方が可能。このため、電話番のためだけに出勤したり、全スタッフへ携帯電話を支給したりといったコストを削減し、効率の良いテレワーク体制を整えられる。
営業時間外の問い合わせにも音声ガイダンスやSMSで対応するなど、幅広い体制をとれる点も大きなメリットだ。9月にリリースされた最新版(Ver2.0)では、新たにスマートフォンアプリが利用可能となり、より柔軟なシステムが組めるようになった。
これにより、社用電話の取り次ぎや、スタッフ間の内線転送といった基本機能がスマートフォン上で利用可能に。また、通話中の相手にSMSを送信し、メールアドレスやURLなど、口頭では正確に伝えにくい情報をテキストで正確に案内できるといった利点もある。
電話業務の人手不足解消
『Hasso』は、音声応答(IVR)による折り返し電話予約、よくある質問ページ(FAQ)、チャットボットへの誘導など無人での対応が可能で、同時に最大100件の着信を受けられる。
ビジネスプラン契約では、より高度な新機能を利用可能だ。問い合わせに対して、あらかじめシナリオを設定したチャットボットで自動回答できる。そのため、Webサイトの情報を自力で探す手間や、電話担当者につながるまでの待ち時間がなく、すばやく目的の情報の提供が可能。営業時間外の問い合わせをよりスムーズに解決できる。
ビジネスプランでは、システム連携によってより複雑なコールフローを組むことが可能だ。予約システムと連携して施設の空き確認や予約受付を行ったり、会員システムと連携して電話担当者に会員情報を表示したりと、より利用者に寄り添った対応ができる。
電話対応の問題をスマートに解決できる手段として、ぜひおすすめいただきたい。
主な仕様
製品名 | Hasso Ver2.0 |
---|---|
システム管理者・テナント管理者・テナント利用者(電話担当者) | |
デバイス | PC(デスクトップPC・ノートPC) |
OS | ・Windows 11 ・Windows 10 ・Windows 8.1 ※日本語版のみ対応します。 ※64ビット版および32ビット版に対応します。 |
Webブラウザー | Google Chrome(最新版) |
推奨画面解像度 (ブラウザーのサイズ) |
1366×768以上 |
通信帯域 | 8Mbps以上推奨 |
その他 | ※電話機能を利用する場合、別途ヘッドセット(マイクとスピーカー)が必要です。 ※回線を含むお客様の接続環境については責任を負いません。 |
テナント利用者(電話担当者)(スマートフォンアプリ) | |
デバイス | スマートフォン |
OS | ・iOS 15 / 14 ・Android 12.× / 11.× / 10.× / 9.× / 8.× |
推奨解像度 | 1136×640ピクセル以上 |
エンドユーザー(ビジュアルIVR・ チャットボットIVR) | |
デバイス | スマートフォン |
OS | ・iOS 15 / 14 ・Android 12.× / 11.× / 10.× / 9.× / 8.× |
ブラウザー | ・Safari(最新版・iOS) ・Google Chrome(最新版・Android) |
推奨解像度 | 1136×640ピクセル以上 |
電話回線について | |
株式会社KDDIコミュニケーションズが提供しているクラウド電話サービス「Twilio※1」 を使用しています。 |
※1 Twilioについて ほか、詳細はメーカーサイトにてご確認ください。