エレコムの『TK-TBM023SKBK』は、打鍵音を大幅に低減した静音テンキーパッドだ。

その秘密は、各キートップに装備したシリコンラバー。本格静音設計により、同社従来モデルでは約45dBだった打鍵音が、約15dBまで低減されている。

そのため、静かなオフィスではもちろんのこと、自宅で作業する際に音が気になる朝や夜の時間帯でも、打鍵音を気にすることなく使用できる。

タイピング感覚にもこだわっていて、キータイプはメンブレン方式、キーピッチは19mm、キーストロークは2mmと、打鍵しやすい仕様となっている。

また、数字入力を効率的に行うためのキーも装備されている。「Tab」キーは、Excelなどで入力セルを移動する際に使用できる。経理業務などでは「00」キーが威力を発揮するだろう。

『TK-TBM023SKBK』のもう一つの特長は、Bluetoothによるワイヤレス接続を採用している点だ。ノートPCのUSBポートを専有することがないので、ほかの周辺機器をつなげながらテンキーパッドを使用することができる。

また、同社独自のファームウェアを搭載することで、Windows、Chrome OS、macOSに対応しており、導入の際に接続するノートPCのOSを確認する手間が不要になる。

さらに、キーパッド筐体と印刷部分には抗菌加工が施されているので、菌の繁殖を抑え、清潔に保つことができる。このコロナ下にあっても、安心して使用することが可能だ。

本体寸法は幅89.3mm、奥行き135.3mm、高さ26.6mm、質量は約80gなので、ノートPCと一緒に持ち歩いても負担にはならないだろう。

電源は単4形乾電池1本で、使用しないときには電源をオフにできる電源スイッチを搭載しているほか、LEDで電池残量を示してくれるので、電池切れを見逃すことがない。

場所を選ばずに大量の数値データ入力を行いたいユーザーに、ぜひ提案していただきたい製品だ。