セキュリティ

LANSCOPEにWebフィルタリング機能を追加

エムオーテックス
LANSCOPE クラウド版 Webフィルタリングオプション

掲載日:2022/03/15

エムオーテックス LANSCOPE クラウド版 Webフィルタリングオプション

働き方の多様化により、社内のモバイル端末をオフィス外で使うケースが増加しているが、その一方で、社外でのセキュリティの確保という新たな課題も生じている。こうした背景から、エムオーテックスはクラウドIT資産管理・MDMの『LANSCOPE クラウド版』において、Webフィルタリングオプションの提供を開始した。クライアント型のため働く場所を問わず制御でき、AndroidやiOSにも対応するなど、広範囲のセキュリティを担保できる。

社外でも端末をセキュアに利用

テレワークの導入が進む近年の潮流を受けて、エムオーテックスは、IT資産管理機能とMDM機能を備えたサービス『LANSCOPE』において、Webフィルタリングオプションの提供を開始した。

これにより、スタッフが社外に持ち出したモバイルデバイスのアクセス管理は、より充実する。

このオプションは、ALSI社のWebフィルタリングをOEM提供するというもの。ドコモ・au・ソフトバンクモバイルで採用された実績を持つURLデータベースをもとに、端末にきめ細かいフィルタリングを施し、Webへのアクセスを制御できる。

特徴は「クライアント型」。社内ネットワークへの接続が必須となるプロキシ型とは異なり、場所を問わず制御を行える。このため、テレワークなどで社内ネットワークを経由しないWeb閲覧においても、セキュリティを担保できる。

Windowsでは全ブラウザ経由の通信をフィルタリング。AndroidやiOSには、専用のブラウザを用意することで、アプリ経由の通信をフィルタリングする。暗号化されたHTTPS サイトのフィルタリングも可能で、ストレージサービスやSNSの利用も制御することが可能だ。

簡単な操作で高度な設定

Webフィルタリングオプションは高度ながら、シンプルな操作での設定が可能だ。

ユーザーに見せたくない「カテゴリー」を指定するだけで、関連するサイトを一括で制御できる。また、専用データベースにより、DBD攻撃やマルウェアカテゴリーのへのアクセスも遮断し、感染を未然に防止してくれる。

G Suite ログイン制限機能により、プライベートのGoogleアカウントで業務データを扱うといったありがちなミスも防止することが可能。

ほかにも、不適切な検索結果の除外や、制御を行う曜日や日時を設定するといった柔軟な運用が可能となっている。

テレワーク端末の管理にお悩みのお客様に、『LANSCOPE』とあわせての導入をご提案いただきたい。

主な仕様

製品名 LANSCOPE クラウド版 Webフィルタリングオプション
型番 AN/WEB-Y
機能 Windows iOS Android
フィルタリング URL フィルタリング( 148 カテゴリ)
HTTPS サイトのフィルタリング
例外 URL 設定
Google Workspace ログイン制限
IP アドレスリクエスト規制
ポート番号規制
書込み規制
セーフサーチロック(対象サイト:
Google、Yahoo、Bing、YouTube)
アプリケーション規制
フィルタリング対象アプリケーション選択
(全通信/指定したアプリケーションの通信のみ)
指定アプリケーションのフィルタリング無効化
スケジュール設定(時間/曜日別)
管理画面での URL 分類カテゴリの確認
ブラウザ機能
iOS・Android
向け
閲覧履歴の制御
(保存する/保存しない/利用者が設定)
テキストのコピー、辞書登録防止、
画像の保存、コピー防止
ブックマーク登録、編集、削除(最大50件)
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