PC周辺機器

抗菌素材の採用で清潔さを保つことができるヘッドセット

バッファロー
BSHSHCS110BK

掲載日:2022/04/19

バッファロー BSHSHCS110BK

新型コロナウイルスの流行をきっかけにして、人が触れる機器に対する抗菌対策が一気に普及した。不特定多数の人が使用する場合はもちろん、特定少数が使用する場合でも個人が専用で使用する場合でも、今や機器の抗菌仕様はスタンダードになった、といっても良いのかもしれない。抗菌機能を持った材料を採用した機器であれば、日常的に人が触れる機器でも安心して使用でき、安心して働ける環境があってこそ、業務に集中できる。

JISに準じた抗菌樹脂を採用

バッファローの『BSHSHCS110BK』は、抗菌樹脂を採用した有線タイプのPC用ヘッドセットだ。樹脂部およびイヤーパッド部には、JIS Z2801:2012(ISO 22196)に準じた試験をクリアした抗菌樹脂を採用した。

「抗菌」とは「製品の表面における細菌の増殖を抑制する状態」のことで、試験により無加工品と比較して99%以上の菌の減少率が確認されている。

ただし、本製品のコントローラー、ケーブル部分には抗菌加工が施されていないので、これらに触れる際には、除菌や殺菌などの対策を行う必要がある。忘れずに対応したい。

なお、抗菌機能がある筐体樹脂部やイヤーパッド部が十分な抗菌機能を発揮するためには、表面を清潔な状態に保つ必要がある。コントローラーなどと合わせてこまめに汚れを拭き取ることで、スキのない抗菌対策が行えるだろう。

耳にやさしいソフトクッション

『BSHSHCS110BK』の接続端子には、4極ミニプラグが採用されている。4極ミニプラグ対応機器であれば、PCのほか、スマートフォンやタブレット端末にも接続できるので、多様なワークスタイルに対応可能だ。

接続ケーブルはマイク側からの片側出しタイプが採用されている。そのため、ヘッドセットを装着しながらキーボードを操作する場合などでもケーブルが邪魔になりにくい。また、ケーブルにはコントローラーが搭載されているので、手元で音量調節を行うことができ、その都度PCを操作する必要がない。

さらに、イヤーパッドにソフトクッションを採用することで、耳への負担を少なくする工夫が施されている。常にマスクを装着しなければならいコロナ下の現在に、耳が痛くなりにくいというのはありがたいことだ。長時間のミーティングやコールセンター業務などで使用する場合にも、ユーザーの負担を軽減できるだろう。

リモートワークやオンラインミーティングが日常的な光景になった現在、抗菌機能付きのヘッドセットを標準的な業務ツールの一つとして提案していただきたい。

主な仕様

型番 BSHSHCS110BK
対応機種 対応OSなどの対応情報は、メーカーサイトにてご確認ください。
ヘッドホン部 ドライバーユニット φ30mm
周波数帯域 20Hz~20KHz
インピーダンス 32Ω
最大入力 15mW
感度 98dB±3dB
マイク部 指向性 全指向性
周波数帯域 100Hz~16KHz
インピーダンス 2.2kΩ
感度 -42dB±3dB
接続方式 3.5mm4極ミニプラグ(CTIA規格準拠)
ケーブル長 約1.9m
外形寸法(W×D×H・ケーブル含まず) 約171×約64×約166mm 
質量 約124g(ケーブル含む)
保証期間 6か月間