オフィス用品

改正道路交通法施行規則に対応した小型アルコールチェッカー

エレコム
HCS-AC01BTWH

掲載日:2022/09/20

改正道路交通法施行規則に対応した小型アルコールチェッカー

道路交通法施行規則では、一定台数以上の自動車を使用する事業所には「安全運転管理者」の選任が義務付けられる。今後は管理者の業務の一つとして、社用車の運転前後にアルコール検知器によって運転者の酒気帯びの有無を確認することが予定されている。対象は乗車定員が11名以上の自動車1台以上、またはその他の自動車5台以上なので、対象となる事業所は早めに準備を進めておきたい。

改正道路交通法施行規則に対応

エレコムの『HCS-AC01BTWH』は、改正道路交通法施行規則に対応した、小型のアルコールチェッカー。国家公安委員会が定めるアルコール検知器だ。

マウスピースに息を吹きかけるだけで約5秒で測定が完了し、結果をLEDライトとブザー音で知らせてくれる。起動時は青、閾値以下のアルコールの検出で緑、閾値を超えたアルコールを検出するとLEDライトが赤く光り、ブザー音で警告する。

センサーには、精度の高いセンシングが可能な電気化学式の燃料電池センサーを採用している。呼気中アルコール濃度の測定範囲は0~2.000mg/Lで、0.001mg/L単位の測定が可能だ。酒気帯び運転の判断基準は呼気中アルコール濃度が0.15mg/Lなので、十分な測定精度といえるだろう。

また、改正道路交通法施行規則では、酒気帯びの有無についての確認に加え、1年間の記録保管の義務も定めている。同製品はこの点にも対応している。

専用アプリ「ALSmart」を使用すれば、測定結果をメールなどで送信することが可能になり、測定履歴も残る。メールやチャットなどで測定結果を安全運転管理者に簡単に送信できるのは、運転手にも管理者にとっても便利な点だろう。

携帯に便利なコンパクトサイズ

マウスピースを除いた『HCS-AC01BTWH』の本体サイズは、幅約66.0×奥行約47.0×高さ19.3mmのオイルライターサイズ。カバンやポケットに入れても邪魔にならない大きさだ。

専用マウスピースが5個付属しており、複数の運転者が一つのアルコールチェッカーを使用する際にも、ユーザーごとに使い分けができる。

また、電源は単4形アルカリ乾電池が1本なので、うっかりバッテリー切れを起こしてしまった場合でも容易に入手できる。ストラップや収納袋も付属しているので、替えの単4形アルカリ乾電池を入れておくこともできるし、携帯しやすい。

運転前後のアルコールチェックは、これまでも運送業者には義務付けられてきたが、重大事故の発生や企業のコンプライアンス遵守の高まりを受け、運送業者以外にも義務付けられるようになった。

改正道路交通法施行規則にいち早く対応すれば、コンプライアンス意識が高い企業であることを示すことにもつながり、人材採用にも良い影響を与えるだろう。同製品の導入による素早い対応を提案していただきたい。

主な仕様

製品名 アルコールチェッカー(ホワイト)“ALSmart”
型番 HCS-AC01BTWH
製品タイプ マウスピース式
検知方式 ディスプレイ(OLED)/LED(赤・青・緑)
通信方式 Bluetooth(R) LE
電源 単4形アルカリ乾電池×1本
センサー寿命 使用期限の範囲内で購入後1年経過または、センサー使用回数が2000回以上になった場合(どちらか早い方)※使用期限:製造より2年
呼気中アルコール濃度測定範囲 0~2.000mg/L
最小表示単位 0.001mg/L
本体寸法(W×D×H) 約66.0×約47.0×約19.3mm(マウスピース除く)
本体質量 約35g(電池含まず)
カラー ホワイト
内容物 本体×1、専用マウスピース×5、ストラップ×1、収納袋×1
保証期間 使用期限の範囲内で購入後1年または、2000回測定(「OVER」表示)するまで(どちらか早い方)※使用期限:製造より2年

※ 仕様は予告なく変更する事がありますので、あらかじめご了承ください。

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