サンワサプライの『SKB-KG2UH2BK』は、USBハブを内蔵した有線キーボードだ。本体背面にUSB2.0ハブが2ポート内蔵されているので、PC本体のUSBポート利用せずに、USBメモリーなどを接続できる。

USBヘッドセットも接続可能なので、オンライン会議の際などには、便利に利用できるだろう。キーボード本体はバスパワー駆動のUSB接続なので、電池切れなどの心配は不要だ。

なお、USBハブに接続する周辺機器の合計が400mA以内という制限があるので、電力消費が大きな周辺機器を接続する際には留意して欲しい。

本体サイズは幅391.1mm、奥行き129.1、高さ29.26mmで、テンキー付きのフルキーボードながら、幅400mm以下のコンパクトサイズを実現している。

ケーブル長は約1.5m。キーボードを使用しない場合は立てて保管することもできるので、オフィスであれ、在宅であれ、デスクスペースを有効活用できる。

業務で毎日のように使用するキーボードだからこそ、必要とされる設計が『SKB-KG2UH2BK』にはなされている。

キーピッチは、スタンダードキーボードと同じ19mmキーピッチ。標準的な深い押し心地のメンブレンタイプなので、本体がコンパクトでも快適に入力できるだろう。

また、キートップの印字には、文字の耐久性に優れたレーザー印刷を採用した。そのため、文字が消えにくくなっている。さらに日本語を入力する際に便利なエンターキーを大型化し、日本語入力に配慮した設計が採用されている。

そのほかにも、ボリューム調整などが可能なファンクションキーを搭載し、効率的なキー操作を実現できるようにしたり、本体裏面にケーブルを固定する溝を搭載し、キーボードがガタつかないようにしたりして、ユーザーの使い勝手へのこだわりが見てとれる。

多少使いづらいと感じていても、我慢してキーボードを使用し続ける場合も少なくないが、使用頻度が高いだけに小さなストレスが蓄積して、ユーザーの負担になる。日常的に使用しているツールだからこそ、今一度、使い勝手などをチェックしてみてはいかがだろうか。