『HPPHBB0101』は、双方向インバーターの「ポータブルパワー（HPP-2000）」と、バッテリーユニットの「バッテリーバンク（HBB-1000）」からなるポータブル電源だ。

電気のない場所でも大容量・大出力が可能で、PCや電動工具など、幅広い負荷要求に対応。通常の蓄電池とは異なり対応する機器の幅が広く、エアコンや小型冷凍庫ですら稼働できる点が大きな特徴だ。

ポータブルパワーは最大出力3,000W（グリッド接続時）のインバーター。15Aのコンセントを2系統装備し、PCなど多様な機器に電源を供給できる。バッテリーバンクは、ポータブルパワーの電力源として機能する、容量1,020Whの大型バッテリー。最大で49台まで接続可能だ。

ポータブルパワー1台とバッテリーバンク1台でノートPCを32時間、ポータブルパワー1台とバッテリーバンク49台ならば1,010時間（42日間）連続駆動させることが可能となっている。

最大の特徴はホットスワップ機能。電源を入れたままバッテリーバンクを交換できるため、システムを止めずに稼働を延長することが可能だ。

『HPPHBB0101』では、発電機や系統電源など入力電源を問わない点も、メリットの一つだ。

バッテリーバンク用の可搬型シート「太陽光モジュール」がオプションで用意されており、バッテリーバンク1台に対し太陽光パネル３～４枚を接続することで、非常時やアウトドアでの電力をサポートする。

ポータブルパワーもバッテリーバンクも、キャリーロッドとキャスターを搭載しており、乗り物がなくとも人力で運搬可能。リチウムイオンバッテリーとは異なり、航空機や船舶、車両での移動が可能なバッテリーを搭載しているため、多様なシチュエーションに対応できる。

災害への備えに限らず、イベントでの電源確保など、さまざまな用途を想定し、お客様のニーズに合わせてご提案いただきたい。