バッファローの『SSD-PHP1.0U3-BA』は、容量が1.0TBのポータブルSSDだ。

USB 3.2（Gen.2）に対応し、アクセス方法を改善して、連続書き込み時の速度低下率を削減したことで、高速伝送を実現している。

さらに、Windows用高速ファイルコピーアプリ「CopyBooster」を使用することで、約1,050MB/sのリード速度と約1,000MB/sのライト速度を実現している。これは同社従来モデルと比較して、コピー時間を約40％短縮したことになる。

大容量データを高速伝送できるので、データのバックアップ時間を短縮して待ち時間を削減したり、情報システム部門がメンテナンスに使用する際の作業効率が向上したりするなどの効果が期待できる。

容量は1.0TBの本製品に加えて、500GB、2.0TB、4.0TBがラインアップされているので、用途に合わせて提案していただきたい。

『SSD-PHP1.0U3-BA』は、防塵・防滴性能などのタフネス設計が採用されている。

防塵・防滴性能はIP55で、これは「塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない」、「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」ことを意味している。

さらに耐衝撃性能では、米国MIL規格「MIL-STD-810H 516.8 procedure IV」に準拠したテストに加え、同社独自の落下試験をクリアしている。

建設現場をはじめとして、屋外の作業でのDXが進んでいるが、ホコリや水滴がある環境でも、同製品であれば安心して使用できる。通信環境が悪い場合には、同製品を用いることで、大容量データを簡単にやり取りできるようになる。データを持ち運ぶ際にも、高い耐衝撃性能があれば、安心だ。

さらに同製品は、故障予測サービス「みまもり合図」と、バッファロー正規データ復旧サービスに対応している。導入の際は併せておすすめしていただきたい。