EIZOの『FlexScan EV3240X』は、USB Type-C端子を搭載した4Kモニターだ。

31.5型の大画面は4K（3,840×2,160ピクセル）解像度に対応しており、フルHDの4倍の情報を一度に表示できる。複数ウィンドウを同時に表示できるので、ウィンドウの切り替えやスクロールの回数が減り、作業効率の向上が期待できる。

また、大きなスプレッドシートなどの一覧性が向上するため、従来は印刷して確認していた資料を画面上で確認することが容易になる。

同製品には、小型PCなどをスタンド背面に取り付けることができる専用VESAアダプター「PCSK-04」がアクセサリーで用意されている。PC本体をモニターの背面に設置することで、デスク上のスペースを有効に活用できる。仮想デスクトップ環境構築時のクライアント端末（シンクライアント）としても提案していただきたい製品だ。

本体色が白のホワイトモデルに加えブラックモデルも用意されており、モニターからスタンド、ケーブルに至るまで色を統一することが可能。もちろん「PCSK-04」も2色展開なので、設置空間に合わせて使用すれば、すっきりとまとまった、スタイリッシュな空間を演出することができるだろう。

『FlexScan EV3240X』にはUSB Type-C端子が搭載されていて、1本のケーブルだけでノートPCと接続することが可能だ。画面表示、USB信号に加え、ノートPCへの給電、有線LAN接続も1本のケーブルで行えるので、出勤時や外出先から戻った際などに、すぐに大画面を利用することができる。

給電容量は94Wなので、ハイエンドノートPCにも安定した電力供給が可能。電源アダプターを使用したり、バッテリーの容量を気にしたりする必要がない。

さらに有線LANケーブルを同製品に接続しておけば、ノートPCでも有線LANが利用できる。大容量のデータをやり取りする場合にも安定かつ高速通信が可能なので、データ転送などにストレスを感じることはないだろう。

フリーアドレス制やテレワークなど、働き方はますます多様化している。それぞれのニーズに合わせたオフィス環境を構築できるモニターとして、同製品の導入をおすすめしていただきたい。