『PDA-PEN56W』は、iPad専用の充電式タッチペン。第6世代以降のiPadや第5世代以降のiPad mini、iPad Proといった、2018年以降のモデルに対応している。

大きな特長は、先端直径約1mmと極細のペン先だ。細かい文字や図形を書きやすいので、業務上のメモやアイデアのスケッチに役立つだろう。また、ペン先が視界を遮らないので、タッチパネルに接した点を確認しやすいというメリットもある。

ペン先には、耐久性に優れたPOM（ポリアセタール）樹脂素材を採用。長期間の安定した書き味が期待できる。

タッチペンとしては、筆圧感知機能こそないが、傾き検知機能を搭載。ペンを傾けることで太さを変え、タッチに変化を付けられる。

また、手のひらがタッチパネルに当たっていても入力に干渉しない、パームリジェクション機能にも対応。紙とペンの感覚で、自然な手書き入力をすることができる。

iPadとのペアリングは不要で、電源をオンにするだけですぐに使用できるなど、扱いやすさも特長だ。また、本体には磁石を内蔵しており、Apple Pencil2と同様に、近年のiPadの側面に取り付けることが可能。持ち運びが楽で、紛失の心配もない。

充電には付属のUSB Type-Cケーブルを使用。約1時間でフル充電が可能だ。連続使用時間は約12時間で、最大待機時間は約180日。バッテリー残量をLEDで示す、Apple Pencilにはない機能も備えている。

重量は13.5gと軽くて取り回しやすく、同社製の液晶保護フィルムを貼った状態でも操作可能。貼っていない状態よりは反応が鈍くなる場合があるが、使用する機器に合わせて選択したい。

同社では、Microsoft Surface専用の「PDA-PEN57BK」も同時に発売されている。タブレットを最大限に活用できる製品として、ぜひおすすめいただきたい。