『EV-110』と『EV-115』は、設置の自由度が高いコンパクトなプロジェクター。天井や配線ダクト、床など、空きスペースへ設置できる。なお、両者の違いは筐体のカラーで、前者がホワイト、後者がブラックだ。

設置のしやすさは省スペース以外に、演出にも貢献する。形状がスポットライトのようなアーム型で、周囲360度、前後180度と可動範囲が広いため、柔軟な角度から投写することが可能だ。

それゆえ、壁がなくとも机の天板に資料などを投写するといった使い方も可能。光学1.58倍、デジタル1.4倍の電動ズームや、電動フォーカスや台形補正、クイックコーナーなど補正機能も豊富で、手間をかけず環境に最適な投写ができる。

形状の特性ゆえ、商品などを照らすスポットライトとしての活用も可能。スポットライトの色温度は3,200Kから10,000Kまでの設定が可能で、商品や環境に合わせた演出ができる。

さらに、GPI In端子が搭載されており外部センサーと接続できるため、人感センサーとの連動も可能。ドアの開閉や人の動きに応じてメッセージや映像を投写するなどの映像演出が可能となるため、来場者をメッセージや映像で迎えるなど、印象深い演出ができるだろう。

運用に役立つ機能も充実。「Epson Projector Management」により、複数プロジェクターの稼働状況を一括管理することができる。

また、管理ソフト「Epson Projector Content Manager」を共用すれば、コンテンツのスタンドアロン投写が可能となる。あらかじめ複数のコンテンツを登録しておけば、リモコンで状況に応じて映像を変更したり、スケジュール設定で時候に合わせて切り替えたりと、柔軟な運用が可能だ。

コンテンツを自作できるiOS向けアプリ「Epson Creative Projection」も用意。内蔵のテンプレートやスタンプと、写真や動画を組み合わせて、店舗やオフィス、教室など、さまざまな空間のデコレーションに使用できる。

ショウスペースに、商談に店舗の演出にと、さまざまな用途に使える製品として、ぜひおすすめいただきたい。