サンワサプライの『SNC-E11BK』はサステナブルな材料を使用したメッシュチェアだ。

オフィスチェアにはさまざまな材料が使用されている。その種類は、背面や座面の張地の布、座面のクッションにはウレタンフォーム、構造材にはスチールや合板、ナイロンなど多岐にわたる。その中で、『SNC-E11BK』ではフレームやキャスターなどのプラスチックの各部品に海洋プラスチックを約20％使用した材料を採用している。

また、背もたれのメッシュ部分と座面の生地には再生PET素材が採用されている。座面には、分厚くヘタリにくいモールドウレタンを採用しているので、長時間座っていても快適だ。座面の色がブルーの『SNC-E11BL』もラインアップされているので、環境や好みに合わせて選択できる。

同製品はグリーン購入法にも対応しているので、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」への取り組み強化にもつながるだろう。

『SNC-E11BK』にはガス圧リフト装置が搭載されているので、レバー1本の操作で簡単に、ユーザーに合わせた座面の高さに調整することが可能だ。4級シリンダーを採用し、耐荷重110kgを実現しているので、幅広いユーザーが使用できる。

座面と背もたれが連動して稼働するシンクロロッキング機能付きなので、ユーザーの体への負担を軽減できる。硬さの調整も可能なので、リラックスした状態で座ることができ、生産性の向上への寄与が期待できる。

さらに同製品には、別売りの肘パーツが用意されている。ユーザーのニーズに合わせて取り付け、肘掛け付きにすることが可能だ。

背もたれ部分に採用しているメッシュ素材は通気性が良く、蒸れにくい。暑くなるこれからの季節、空調を控えめにしているオフィスには嬉しい点だろう。

働き方が多様化する中、ビジネスパーソンが業務を行う場所はオフィスだけではなくなった。個人でオフィス家具をレンタルすることも可能だが、快適な在宅ワーク環境の実現をサポートするために、同製品の貸与・自宅使用の検討なども併せて提案していただきたい。