オフィス用品

加湿や花粉対策まで対応するスリムな空気清浄機

シャープ KC-M511

掲載日:2023/08/01

加湿や花粉対策まで対応するスリムな空気清浄機

清潔なオフィス作りは、スタッフの健康面においても、対外的なイメージの意味においても重要だ。シャープの『KC-M511』は、省スペース設計のスリムな加湿空気清浄機。同社独自の空気浄化技術であるプラズマクラスター7000で、花粉やPM2.5にも対応する。操作やメンテナンスも容易なうえ設置もしやすく、省スペースで浄化にも加湿にも対策できる。

プラズマクラスターで脱臭も

『KC-M511』は、床置き型の加湿空気清浄機だ。

空気清浄適用床面積は38平米(約23畳)、加湿適用床面積はプレハブ洋室で23平米(14畳)、木造和室で14平米(8.5畳)までと、数室をカバーできる。

特徴は、同社独自の空気浄化技術、プラズマクラスター7000の採用だ。

自然界に存在するものと同じ+と-のイオンを、プラズマ放電により作り出し放出。浮遊ウイルスや浮遊カビ菌に対し、表面のたんぱく質を分解して作用を抑制するとともに、嫌なにおい成分を分解・除去し、気にならないレベルまで脱臭する。

この技術は、花粉症対策にも有効。プラズマクラスターは+と-両方の静電気を除去できるため、花粉や微少な粒子が壁などへ付着しないよう、抑制してくれる。

加えて、0.3μm(マイクロメートル)の微小な粒子を99.97%以上集塵する静電HEPAフィルターと、汗やタバコなどのにおいを吸着するダブル脱臭フィルターを搭載。フィルター繊維にしっかり吸着するため、目詰まりしにくいのが特徴だ。いずれも10年間交換不要で、メンテナンス性にもひと役買っている。

取り扱いが楽で設置もしやすい

取り扱いの容易さもメリットの一つ。加湿においては「Ag+イオンカートリッジ」が、タンクやトレーのぬめり、においの原因となる水中の菌を抑制してくれる。このため、1年に1回カートリッジを交換するだけで、清潔を保つことができる。

また、汚れやすい加湿トレー部は、可能な限り突起物をなくした「シンプル加湿トレー」を実現。給水タンクはハンドル付きで持ちやすく、給水時にはタンクが立てられるので、給水も閉栓も楽に操作することが可能だ。

筐体も幅400×奥行220×高さ600mmとコンパクト。前吸い込み機構と上吹き出しにより壁にぴったり寄せて設置でき、スマートな運用が可能だ。吹き出しは後ろと前の2方向で調節ができる。

そのほか、3方向に引き出せる底面引き出し型電源コードや、簡単に操作できるシンプル表示など、使いやすさも秀逸。清潔なオフィス作りのために、ぜひお役立ていただきたい。

主な仕様

型番 KC-M511
電源 100V 50-60Hz 共用
プラズマクラスター適用床面積(目安)※1 約21m²(約13畳)
空気清浄適用床面積(目安)※2 ~38m²(23畳)
清浄時間※2 8畳を12分(「強」運転時)
加湿適用床面積(目安)※3 プレハブ洋室 〜 23m²(14畳)/ 木造和室〜14m²(8.5畳)
運転モード 静音
風量(m³/分) 5.1 2.9 1.2
消費電力(W) 62 13 3.0
1時間あたりの電気代(円)※4 約1.9 約0.40 約0.09
運転音(dB) 51 38 20
加湿量(mL/h)※5 約5.0 約7.6 約16
タンク容量(L) 約2.5
外形寸法(W×D×H) 400×220×600mm
質量(kg) 約8.4
電源コード長さ(m) 約1.8
フィルター 静電HEPAフィルター、脱臭フィルター、加湿フィルター
モニター きれいモニター / 3段階湿度モニター
使い勝手 Ag⁺イオンカートリッジ / ハンドル付き給水タンク

※1 商品を壁際に置いて、「強」運転時に部屋中央(床上1.2m)で7,000個/cm³のイオンが測定できる床面積の目安です。

※2 清浄時間算出条件について/〈適用床面積とは〉適用床面積は風量「強」で運転したときの面積です。空気清浄運転時は「日本電機工業会規格(JEM1426)」に基づくものです。〈各畳数での清浄時間の算出〉上記規定により、各畳数での粉じん濃度を1.25mg/m³から0.15mg/m³、すなわち初期濃度の12%の粉じんになるまでの時間を算出している。

※3 加湿空気清浄運転時は「日本電機工業会規格(JEM1426)」に基づき、プレハブ住宅洋室の場合を最⼤適⽤床面積とし、⽊造和室の場合を最⼩適⽤面積としたものです。ただし、壁‧床の材質、 室内の構造、使⽤暖房器具などによって適⽤床面積は異なりますので、お買いあげの販売店にご相談ください。

※4 電気代を電力料金目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月改訂](家電公取協調べ)で算出。

※5 温度20℃ / 湿度30%の環境における加湿量です。室内の温度・湿度によって加湿量が変わります。(温度が高い、または湿度が低いほど加湿量が多くなる / 温度が低い、または湿度が高いほど加湿量が少なくなる)