アイ・オー・データ機器の『LCD-D241D-FX』は23.8型ワイド液晶ディスプレイ。「フリースタイルスタンド」を搭載したことで、ユーザーの見やすい位置に液晶を調整できる点が第一の特長だ。

最大120mmの高さ調整ができることに加えて、画面を前後に傾けるチルトが上20°、下5°、画面を左右に向けるスイベルは左右で 90°。

オフィスとは異なり、自宅で作業する場合には、十分な作業スペースを確保することが難しい場合もあるだろう。しかし同製品であれば、液晶ディスプレイを見やすい位置や角度に調整できるので、ストレスを感じることなく、液晶ディスプレイを使用できる環境を構築できる。

ディスプレイが使いやすい位置にあると作業もしやすく、目や肩などに負担がかかりにくいため疲労予防にも効果的。用途に合わせて縦置きも可能なので、使い勝手が良さそうだ。

そのほか、バックライトのちらつきをなくす「フリッカーレス」設計の採用や、５段階でブルーライトの低減率を調整できる「ブルーリダクション2」機能が搭載されているので、ユーザーの目への負担を低減することができる。

『LCD-D241D-FX』は、ベゼル幅約3.3mmの極細フレームに加え、非表示領域が約7.1mmのパネルを採用している。上下左右178°の広視野角なADSパネルは、見る位置や角度による色やコントラストの変化が少なく、どこから見ても鮮やかだ。

さらに、パネルとフレームによる段差がないフラットなフレームレスパネルを採用しているので、ディスプレイを複数並べて使用するマルチディスプレイで使用する場合にも、フレームが気になることがない。

大画面を利用することで業務効率が向上することに疑いはないので、設置スペースを確保できるのであれば、マルチディスプレイはぜひ提案していただきたいディスプレイ環境だ。

また、同製品とノートPCを上下に並べて使用することで、省スペースと大画面ディスプレイを同時に実現することも可能。そのほか、画面を左右90°回転できるピボット（回転）機能にも対応しているので、例えばデータ数の多い表形式のデータを効率的に閲覧できる。作業効率もアップするだろう。

DisplayPortやHDMI端子２基と豊富な入力端子を搭載し、HDMIケーブルも標準で添付されているので、さまざまな機器と接続して使用可能。同製品の提案により、多様な働き方への対応をサポートしていただきたい。