ネットワーク機器

工場や自治体の広域ファイバー接続に最適なスイッチ

アライドテレシス
AT-x530-28GSX

掲載日:2023/09/19

工場や自治体の広域ファイバー接続に最適なスイッチ

アライドテレシスの『AT-x530-28GSX』は、レイヤー3ディストリビューション・スイッチ「x530」シリーズの、光ファイバーポートモデルだ。全ポートに直接ファイバーケーブルを接続できるため、工場や自治体などの拠点に通信を集約するケースでも、メディアコンバーターを介することなく、1台で対応可能。独自のネットワーク仮想化機能「AMF」もあり、管理も容易に行える。

冗長電源で万一のトラブルに対応

『AT-x530-28GSX』は、アライドテレシス製のレイヤー3ディストリビューション・スイッチだ。ポート構成は、SFPスロット24基とSFP+スロット4基。ダウンリンクは全てSFPスロット、アップリンクはSFPかSFP+スロットと、全ポートに直接ファイバーケーブルを接続できる。

光ファイバーポートモデルゆえ、複数のファイバー接続を集約する際にメディアコンバーターは不要。工場や自治体など、拠点・地域を含めた広域の高速通信の集約も、この1台で対応できる。

電源の冗長性も特長の一つ。固定式冗長電源に対応しており、万が一1個の電源が故障した場合でも、もう一方の電源で稼働を継続できるため、トラブルの対応中も業務に支障を与えることなくメンテナンスすることが可能だ。

管理を補助する機能も充実

独自の「Allied Telesis Management Framework(AMF)」による、管理の容易さも魅力だ。

これはネットワーク上のスイッチやルーターを、仮想的な1台の機器として統合管理できるネットワーク仮想化機能。AMFに含まれる機器に故障が発生した際も、交換機器の自動復旧(オートリカバリー)や複数の機器に対するファームウェアのアップグレードや設定変更、バックアップを一括で行える。

加えて、Webブラウザーから機器の情報表示や設定が可能なWeb GUIを標準でサポート。基本的な操作に加え、有線・無線ネットワークの統合的な管理を実現する「Vista Manager mini」も含まれており、管理者のスキルレベルを問わず、直感的なネットワーク統合管理をサーバーレスで提供する。

同一ポート上でIEEE 802.1X認証/Web認証/MACアドレスベース認証の混在を可能とする「Tri-Auth」、同一ポート上でユーザーごとに別々の認証方式で認証し、かつ異なるVLANを動的に付与する「マルチプルダイナミックVLAN機能」など、セキュリティ機能も充実。

柔軟に運用できる『AT-x530-28GSX』を、ぜひおすすめいただきたい。

主な仕様

製品名 AT-x530-28GSX
通信速度※1 10Mbps/100Mbps/1000Mbps/2.5Gbps/5Gbps/10Gbps
ポート SFP スロット×24
SFP/SFP+スロット×4
RS-232(RJ-45コネクター)×1※2
USBポート(USB 2.0、タイプA(メス))×1※3
AC電源仕様 定格入力電圧 AC100-240V※4
入力電圧範囲 AC90-264V※4
定格周波数 50/60Hz
定格入力電流 1.0A(AC 電源× 1個)
最大入力電流(実測値) AC 電源×1個:0.72A
AC 電源×2個:0.72A
平均消費電力 AC 電源×1個:60W(最大68W)
AC 電源×2個:60W(最大68W)
平均発熱量※5 AC 電源×1個:220kJ/h(最大250kJ/h)
AC 電源×2個:220kJ/h(最大250kJ/h)
外形寸法(W×D×H) 441× 323×44mm
質量 5.0kg

※1 対応SFP/SFP+モジュール装着時

※2 本製品にはコンソールポート接続用ケーブルは同梱されておりません。また、出荷時はIPアドレスが付与されておりませんので、別途、マネージメントケーブル「AT-VT-Kit3」またはRS-232ケーブル「CentreCOM VT-Kit2」をご用意ください(AT-VT-Kit3には、別売のUTPケーブルが必要です)。なお、AT-VT-Kit3のUSB使用時の対応OSは、メーカーサイトにてご確認ください。

※3 USB 2.0のUSBメモリーをご使用ください。また、ご使用の際には、お客様の使用環境で事前に検証を行ったうえで導入してください。

※4 同梱の電源ケーブルはAC100V用です。AC200Vでご使用の場合は、設置業者にご相談ください。

※5 AT-x530-28GSX:AT-SPTXa×24個、AT-SP10ZR80/I×4個使用時

※仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。