『FlexScan S2134』は、縦横比4:3の21.3型液晶ディスプレイだ。推奨の画面解像度は、1,600×1,200。A3判実寸が収まる画面サイズで、一度に多くの情報を参照できる。このため、頻繁なウィンドウの切り替えやスクロールの手間を省き、作業効率を向上することが可能だ。

液晶パネルには、広視野角のIPS方式を採用。見る位置や角度による色合いやコントラストの変化が少ない、鮮明で安定した色調を再現する。

また前機種と比較すると、輝度が420cd/m2から500cd/m2に、コントラスト比が1500:1から1800:1に進化しており、照度の高い環境でも表示内容をしっかり確認できる。

上40度のチルト、左右のスウィーベルは35度と、画面調整の自由度の高さもメリットだ。右回りに90度回転するピボットにも対応しており、ユーザーは最適な視聴位置がとれる。

加えて、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動で調整する「Auto EcoView機能」を搭載。紙に似た風合いに画面を切替えできるPaperモードと併用することで、文書ファイルや電子書籍も印刷物に似た見え方で閲覧でき、画面から発せられるブルーライトも大幅にカット。まぶしさや暗すぎによる目の疲れを抑えてくれる。

輝度調整に採用した「EyeCare」調光方式によるちらつきのカット、映り込みの目立たないアンチグレア仕様もあって、快適な視聴環境を実現する。

幅広い市場で長く導入されてきた「S2133-H」の後継機種にあたり、長期供給モデルである点も、同製品の重要なファクターだ。

筐体もインターフェイスも同一のため、旧機種からそのまま置き換えられる。EIZOは今後も21.3型スクエアモデルの安定供給を予定しており、各種機器やシステムにも安心して採用できるということだ。

さらに5年間の長期保証があり、万が一の故障やトラブル時も、修理に関する費用は無償（使用時間30,000時間以内に限る）。業務を長期間維持できる製品として、ご提案いただきたい。