『CMS-SC07BK』は、防犯や観察に役立つトレイルカメラ。画素数は200万で、最大でフルHD（1,920×1,080）動画を30fpsで撮影可能だ。

被写体の検知用に、三つの人感センサーを搭載。周囲と温度差のある人や物の動きを感知すると、わずか0.2秒ですばやく録画を開始し、いなくなれば録画を停止して電池の消耗を防ぐ。

加えて、常時録画を行う「連続録画モード」も使用できる点が、従来品とは異なる特長だ。体温と外気温が近い炎天下や、温度を発しない物体の撮影など、人感センサーに反応しないケースでも、シャッターチャンスを逃さずに収められる。工事現場など、常に録画したい場所にも有用だ。

最大約20m先まで照らせる赤外線LEDも32個搭載されており、夜間でもモノクロ撮影が可能。光源は波長が940nmのLEDで、夜間撮影時に赤外線の光が目立たず、カメラを発見されにくい。赤外線は夜間に自動でオンとなり、不審者や観察対象を逃さず撮影することができる。

電源は同梱のACアダプターでも取れるが、単三乾電池4本でも駆動するため、屋外など電源の確保しにくい場所でも使用できる。スタンバイモードなら最大6カ月待機できる省電力設計も施されている。

さらに、IP66準拠の防水・防塵も実現。これは強風による粉塵が内部に入らず、あらゆる方向からの水の直接噴流に対して保護されていることを示している。屋外でも安心して使用でき、柔軟な設置が可能だ。柱や木に巻き付ける固定ベルトや、壁面設置用の固定金具も付属している。

録画したデータは、内蔵の液晶ディスプレイで手軽に確認可能。別売りのmicroSDカードに保存し、PCなどで視聴することもできる。

また、記録データは動画・静止画から選択可能。どちらも同時記録できるモードも搭載している。さらに、決まった間隔で撮影できるタイムラプス撮影（インターバル撮影）にも対応している。

手軽に防犯や観察に役立てられる製品として、ぜひおすすめいただきたい。