リコーの『RICOH PJ WUL5A50』は、レーザー光源を採用した液晶プロジェクターだ。筐体は幅390mm、奥行294mm、高さ116mmとコンパクト。質量も約5.2kgと軽量で持ち運びやすく、必要に応じて会議室や教室などへ持ち込んで運用できる。

製品としては汎用的なベーシックモデルだが、明るさは5,200ルーメン、解像度はWUXGA（1,920×1,200ピクセル）。さらに110型まで対応と、大画面かつ高精細の投映ができる。

通常、大画面投映を行う場合は、後方着席者も見やすいよう、画面最下部を1m以上高い位置に設定する。その際に本体を上方に傾けると像がゆがむため、補正をかける必要がある。

しかし、ワイドなレンズシフト機能により、本体を傾けなくとも画面の高さを確保できる『RICOH PJ WUL5A50』では、補正をかける手間を解消できる。

台形補正をかけなくて済むため、解像度も損なわれず、鮮明な画像でのコミュニケーションが可能。天吊りせず、通常の置き台に設置するだけで大型投映を効果的に行えるため、運用に融通が利く点も大きなメリットだ。

曲面や凹凸のある箇所など、特殊な面への投映もサポート。曲面スクリーンや部屋の角、部分的にゆがんだ場所でも、相応の補正をかけることで、投影面をスムーズに調整できる。

曲面への、投映時にできるゆがみを補正することができる「曲面スクリーン補正」、コーナーや角柱への投映時にできるゆがみを補正することができる「6点補正」、格子状に配置されたポイントをそれぞれ補正することで、歪んだ投映面をスムーズに調整できる「グリッド補正」などの機能が、ゆがみの少ない鮮明な映像投映を可能にする。

教室や会議室といった一般的な用途に加え、介護施設などの多目的ルームでのレクリエーション利用にも活用できる本製品。ぜひお客様に最適なご提案をしていただきたい。