セキュリティ
多彩な情報漏えい対策機能で安全なファイル送信を実現
デジタルアーツ
f-FILTER
掲載日:2024/03/19
昨今は書類の電子化が進み利便性が増す一方で、情報漏えいのリスクも増しているため、ファイルの送受信には細心の注意を払いたい。デジタルアーツの『f-FILTER』は、こうしたニーズに応えるファイル転送サービスだ。ファイルの重要度や外部提供の可否を自動で判定し、重要情報の漏えいを抑止する。加えて、「人の目」によるチェックにも対応するなど、多彩な機能で安全なファイルの受け渡しを実現する。
リスクのある転送を自動で遮断
『f-FILTER』はデータを社外に共有する際、安全にやり取りできるファイル転送サービスだ。多彩な機能によりメールの誤送信やクラウドへの誤ったアップロード、不正な持ち出しといった、流出のリスクを排除してくれる。
基本的な使い方は、ファイルをクラウドへアップロードし、検査を実施する。これをパスすることで、送信先にダウンロードURLを共有できる仕組みだ。一般的なファイル転送サービスと大きくは変わらないが、『f-FILTER』の場合は、検査の過程でさまざまな観点からチェックが入る点が大きな特徴だ。
まず、DLP(Data Loss Prevention/情報漏えい対策)機能では、独自の定義により、クレジットカード番号やマイナンバーなど、重要な情報を自動で判定。さらに、ファイル判定機能で、ファイルの情報や宛先、タグなどのあらゆる要素からスコアリングを行い、外部共有の可否を判定してくれる。
つまり、情報漏えいの可能性がある場合は、システム側が転送を止めてくれるということだ。
人の目も加えて多角的にチェック
加えて、人の目による監視を実施できる点も特徴の一つだ。業務フローに「上長承認」のプロセスを組み込むことで、データベース未登録の情報にも、対応することができる。
さらに、転送されたファイルには閲覧権限を加え、指定外のユーザーによる閲覧やダウンロードを禁止することも可能。受信者の閲覧履歴の確認や、閲覧権限をあとから剥奪する機能もあり、万が一誤送信があったケースでも、事後対応ができる。
送受信ファイルのマルウェアチェック機能もあり、脅威への対応も可能。情報の安全な運用を徹底できる製品として、ぜひおすすめいただきたい。
動作環境
製品名 | 「f-FILTER」 | |
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統合管理画面 | ||
クライアントブラウザー | Windows | Microsoft Edge |
ユーザーポータル | ||
OS | Windows | Windows11 Pro Windows10 Pro |
iPadOS/iOS | iPadOS/iOS 16~17 | |
Android | Android 12~13 | |
クライアントブラウザー | Windows | Microsoft Edge(Chromium版のみ対応) |
iPadOS/iOS | Safari | |
Android | Google Chrome |