ネットワーク機器
DXのニーズに応える全ポート10G対応スイッチ
アライドテレシス
AT-x250-28XTm
掲載日:2024/06/04
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に伴い、通信量が増大する昨今。ネットワークエッジの高速・広帯域化が求められる中、アライドテレシスは全ポートに10Gbpsを搭載するネットワークスイッチ『AT-x250-28XTm』をリリースした。カテゴリー6以上のケーブルを使用することで、最大10Gbpsの高速通信を実現。カテゴリー5eケーブルのまま配線を入れ替えない場合でも、最大5Gbpsの通信が可能である。
高速かつ冗長性の高い環境を実現
『AT-x250-28XTm』は、ダウンリンクポート24基と、アップリンクにSFP+スロット4基を備えたインテリジェントスイッチだ。
ダウンリンクは全て100M/1000M/2.5G/5G/10Gbpsをサポートし、アップリンクは最大速度10GのSFP/SFP+モジュールに対応。UTPケーブルを用いた2.5G/5G/10Gbpsの高速通信に対応した端末との接続を実現する。
ダウンリンクはマルチギガビットに対応しており、カテゴリー5eのケーブルでも2.5Gもしくは5Gでの通信が可能。既設の5eケーブルで高速通信を実現できる。
もちろん、カテゴリー6以上のケーブルならば10Gbpsの通信も可能で、高速通信の集約にも対応できる。
また、2台を組み合わせて1台の仮想スイッチとして扱う、VCS(バーチャルシャーシスタック)にも対応。スタック接続されたスイッチは各種情報を同期しているため、仮に1台に障害が発生しても、運用を継続できる。
離れたロケーションにあるスイッチをスタックするLD-VCS(ロングディスタンス-バーチャルシャーシスタック)にも対応しており、シンプルかつ冗長性に優れたネットワークコアの提供が可能だ。
管理コストを低減する独自機能
独自のネットワーク仮想化機能、AMF(Autonomous Management Framework)も特長の一つだ。
これは、ネットワーク上のスイッチやルーターを仮想的な1台の機器として統合管理するもの。各機器の設定や故障時における交換機器の自動復旧、ファームウェアの更新といった処理を一括で行い、運用・管理のコストを低減することが可能だ。
Tri-Auth機能、マルチプルダイナミックVLAN機能などの認証機能や、SSH、SNMPv3の暗号化・認証機能など、セキュリティ機能も充実。高い拡張性と可用性を提供してくれる製品として、ぜひおすすめいただきたい。
主な仕様
製品名 | AT-x250-28XTm | |
---|---|---|
通信速度 | 100Mbps/1000Mbps/2.5Gbps/5Gbps/10Gbps | |
ポート | 100/1000/2.5G/5G/10GBASE-T(RJ-45コネクター)×24 オートネゴシエーション※1 100M/1000M/10G Full固定設定 MDI/MDI-X自動認識、MDI/MDI-X固定設定 SFP/SFP+スロット×4 RS-232(RJ-45 コネクター)×1※2 USB ポート(USB 2.0、タイプA(メス))×1※3 |
|
電源部 | 定格入力電圧 | AC100-240V※4 |
入力電圧範囲 | AC90-264V※4 | |
定格周波数 | 50/60Hz | |
最大入力電流 (実測値)※5 |
1.8A | |
平均消費電力※5 | 130W(最大160W) | |
平均発熱量※5 | 480kJ/h(最大570kJ/h) | |
外形寸法(W×D×H) | 440×290×44mm(突起部含まず) | |
質量 | 4.0kg |
※1 100M/1000M/2.5G/5G/10G Full Duplexでの接続のみサポートしています。
※2 本製品にはコンソールポート接続用ケーブルは同梱されておりません。また、出荷時はIPアドレスが付与されておりませんので、別途、マネージメントケーブル「AT-VT-Kit3」またはRS-232ケーブル「CentreCOM VT-Kit2」をご用意ください(AT-VT-Kit3には、別売のUTPケーブルが必要です)。 なお、AT-VT-Kit3のUSB使用時の対応OSは、メーカーサイトにてご確認ください。
※3 USB 2.0のUSBメモリーをご使用ください。また、ご使用の際には、お客様の使用環境で事前に検証を行ったうえで導入してください。
※4 同梱の電源ケーブルはAC100V用です。AC200Vでご使用の場合は、設置業者にご相談ください。
※5 AT-SP10TM×4個 使用時
※ 仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。