ノート
バッテリー駆動時間を向上させた14.0型モバイルPC
パナソニックコネクト
CF-FV5
掲載日:2024/09/24
近年は新幹線やカフェ、タクシーなど、電源を利用できる場所は増加しているが、常に電源を確保できる場所でPCを利用できるとは限らない。モバイルバッテリーを使用する方法もあるが、あくまで緊急用として使用したいため、バッテリー駆動時間が長いモバイルPCが求められている。
駆動時間を最大で約30%延長
パナソニックコネクトの『CF-FV5』は、FVシリーズにラインアップされている「FV4」「FV3」と比較して、最大で約30%のバッテリー駆動時間を実現したモバイルPCだ。
例えば、動画再生時間では「FV4」「FV3」が約7.0時間であるのに対し、同製品では約9.0時間の動画再生が可能となっている。
これを実現する技術の一つが、CPU性能の最大化を目指した独自技術「Maxperformer(マックスパフォーマー)」だ。バッテリー駆動時の高パフォーマンスと省電力化を実現している。
また、内蔵カメラのフレームレートを制御することで、Web会議時のバッテリー駆動時間も増加しているので、Web会議が多い人には嬉しい点だろう。
さらにセキュリティ対策として、起動時からシャットダウンまでノートPCを保護する「Secured-Core PC」が搭載されている。CPU・OS・生体認証を連携させることで、起動からシャットダウンまで、強固なセキュリティを実現している。
大画面かつコンパクトを実現
『CF-FV5』は14.0型の大画面ながら、横幅は一般的な13.3型のノートPCとほぼ同等のサイズだ。机との設置面積が小さくなるので、デスク上のスペースを有効活用したり、カフェなどの小さな机で作業したりしやすい。
さらに厚みが約18.2mmと薄型で、本体質量は約1.099kgと軽いため、カバンへの出し入れや持ち運ぶ際の負担も軽減されている。
持ち運ぶことが前提のモバイルPCの場合、チェックしておきたいのが耐久性だ。
同製品はデスクからの落下を想定した「76cm落下試験(底面方向・動作時)」や、カバンに入った状態での落下を想定した「30cm落下試験(26方向・非動作時)」をクリアしている。
加えて、満員電車で移動する場合を想定した「100kgf加圧振動試験」もクリアしている。満員電車が避けられない場合でも、ノートPCを気にする必要がないので、ストレスの要因を減らすことができるだろう。
大画面ながらコンパクトさを実現した『CF-FV5』は、マルチタスクなどの高付加業務にも対応できる。働き方改革の新しいパートナーとして提案していただきたい。
主な仕様
シリーズ名 | FV5 | ||||
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モデル名 | CF-FV5UDHAS | CF-FV5TDHAS | CF-FV5TFAAS | CF-FV5TDAAS | |
モデル | Core Ultra 7 vPro対応 Thunderbolt 4搭載 |
Core Ultra 5 vPro対応 Thunderbolt 4搭載 |
Core Ultra 5 vPro対応 ワイヤレスWAN内蔵 Thunderbolt 4搭載 |
Core Ultra 5 vPro対応 Thunderbolt 4搭載 |
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OS※1 | Windows 11 Pro | ||||
CPU | コア数 | 16コア | 12コア | ||
プロセッサー | インテルCore Ultra 7 プロセッサー (インテルvPro テクノロジー対応) |
インテルCore Ultra 5 プロセッサー (インテルvPro テクノロジー対応) |
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動作周波数 | キャッシュ24MB/ P-core:最大ターボ周波数5.00GHz E-core:最大ターボ周波数3.80GHz |
キャッシュ12MB/ P-core:最大ターボ周波数4.40GHz E-core:最大ターボ周波数3.60GHz |
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メインメモリー※2 | 32 GB LPDDR5X SDRAM (拡張スロットなし)※3 |
16 GB LPDDR5X SDRAM (拡張スロットなし)※3 |
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グラフィックアクセラレーター | インテル グラフィックス(CPUに内蔵) | ||||
ストレージ※4 | SSD:512 GB(PCIe) 上記容量のうち約15GB をリカバリー領域、約1GBをシステム領域として使用(ユーザー使用不可) |
SSD:256 GB(PCIe) 上記容量のうち約15GB をリカバリー領域、約1GBをシステム領域として使用(ユーザー使用不可) |
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表示方式 | 14.0 型(3:2)QHD TFTカラー液晶(2160×1440ドット)アンチグレア | ||||
無線LAN※6 | Wi-Fi 6E対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(6GHz帯含む)準拠 (5GHzチャンネル帯:W52/W53/W56※5)、WPA3、WPA2-AES/TKIP対応※6 |
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ワイヤレスWAN | 搭載されていません | LTE対応(nano SIMカード)※7 | 搭載されていません | ||
LAN※8※9 | 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T | ||||
インターフェイス | USB3.1 Type-Cポート×2(Thunderbolt 4対応※10、USB Power Delivery対応)※11、USB3.0 Type-A(5Gbps)ポート×3※12、LANコネクター(RJ-45)※9、 外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニD-sub15ピン)※13、HDMI出力端子(4K60p出力対応※14※15、ヘッドセット端子(マイク入力+オーディオ出力)(ヘッドセットミニジャック3.5mm(M3)※16、CTIA準拠) | ||||
電源 | ACアダプター ※17 |
入力:AC 100 V ~ 240 V、50 Hz/60 Hz、 出力:DC 16 V、5.3 A、電源コードは100 V 専用 | |||
バッテリーパック | (L):11.55 Vリチウムイオン・定格容量 4,786 mAh | ||||
バッテリー | 駆動時間※18 | JEITA3.0※19:約9.0時間(動画再生時)、約18.1時間(アイドル時) JEITA2.0※20:約20.0時間 |
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充電時間※21 | 最大3時間(電源オフ時)、最大3時間(電源オン時) | ||||
外形寸法(W×D×H) | 約308.6 mm×約235.3 mm×約18.2 mm(突起部除く) | ||||
本体質量※22 | 約1.099kg | 約1.129kg | 約1.099kg | ||
無償保証 | 4年間 オンサイトまたは引取り保守 |
※1 お買い上げ時にインストールされているOS、リカバリー機能を使ってインストールしたOSのみサポートします。
※2 メモリー容量は1MB=1,048,576バイト。1GB=1,073,741,824バイト。
※3 メモリーの増設はできません。
※4 SSD容量は1GB=1,000,000,000バイト。OSまたは一部のアプリケーションソフトでは、これよりも小さな数値でGB表示される場合があります。
※5 5GHz帯チャンネルを使用して本機と通信するには、W52/W53/W56のいずれかに対応した無線LANアクセスポイントをお使いください。IEEE802.11n/ac/ax準拠モードで通信するには、本モードに対応した無線LANアクセスポイントが必要です。また、本機および無線LANアクセスポイントの暗号化設定をAESに設定する必要があります。詳しくは無線LANアクセスポイントのメーカーにお問い合わせください。
※6 有効距離は802.11b/g/n/ax(2.4GHz)見通し50m、802.11a/n/ac/ax(5GHz)見通し30mです(電波環境、障害物、設置環境などの周囲条件や、アプリケーションソフト、OSなどの使用条件によって異なります)。
※7 受信時最大300Mbps/送信時最大150Mbps。通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。内蔵のワイヤレスWAN機能をお使いいただくには、通信業者との契約およびデータプランに対応したプロバイダとの利用契約が必要です。
※8 伝送速度は理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。使用環境により変動します。
※9 コネクターの形状によっては、使用できないものがあります。
※10 Thunderbolt 4は、Thunderbolt 3対応機器も接続可能です。
※11 USB3.1(Gen1/2)、USB Power Delivery、Thunderbolt 4、DisplayPort™ Alternate Mode に対応しています。USB Type-C 対応の全ての周辺機器の動作を保証するものではありません。
※12 USB1.1/2.0/3.0対応。USB対応の全ての周辺機器の動作を保証するものではありません。
※13 外部ディスプレイコネクターの全ての周辺機器の動作を保証するものではありません。
※14 3840×2160ドット(30Hz/60Hz)、4096×2160ドット(30Hz/60Hz)表示可能。
※15 HDMI対応の全ての周辺機器の動作を保証するものではありません。
※16 ミニジャック3.5mm(M3)対応の全てのヘッドセットの動作を保証するものではありません。
※17 本製品はAC100V対応の電源コードを使用するため、AC100Vのコンセントに接続して使用してください。
※18 バッテリー駆動時間は動作環境・液晶の輝度・システム設定・OS等のアップデート適用状況により変動します。周辺機器接続や動作条件によって消費電力が著しく増加する場合、バッテリー駆動時間は大幅に短くなることがあります。満充電容量を段階的に制御してバッテリーパックを長寿命化しています。
※19 JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 3.0)に基づいて測定。
※20 JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver. 2.0)に基づいて測定。
※21 バッテリー充電時間は、動作環境・システム設定により変動します。完全放電したバッテリーを充電すると時間がかかる場合があります。
※22 付属のバッテリーパック装着時。平均値。各製品で質量が異なる場合があります。
※ 仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。