ネットワーク機器
10G全ポート対応で高速な環境を柔軟に構築するハイエンドスイッチ
アライドテレシス
AT-x540L-28XS
掲載日:2024/10/08
多彩な分野の企業でデジタル化が進む昨今、ネットワークの利用機会も増加し、データ量は増加する一方だ。こうした状況を支えるためには、アライドテレシスの『AT-x540L-28XS』のように高機能なネットワーク機器が重要となる。これは全ポートが10Gに対応するネットワークスイッチ。最大2台の冗長構成ができるほか、L3ルーティング機能も多数サポートしており、ネットワークエッジの集約や小規模ネットワークのコアスイッチなど、幅広い活用が可能だ。
エッジでもコアでも活用可能
『AT-x540L-28XS』は、SFPおよびSFP+スロットを28基搭載した、ファイバーモデルのレイヤー3スイッチだ。
ポートは全て1000Mbps/10Gbpsに対応。ファイバーの集約や、ファイバーとカッパー接続を組み合わせることが可能となり、高速かつ大容量の通信が必要な環境を柔軟に構築することができる。
機能面では、VCS(バーチャルシャーシスタック)への対応が大きな特長だ。
これは、2台のスイッチをスタックリンクで接続し1台の仮想スイッチとして動作させ、負荷の分散と冗長化を実現する機能。これまでネットワークコアでのみ保証されていた通信品質を、ネットワークエッジでも確保できる。
加えて、L3ルーティング機能も多数サポート。要件に合わせたセグメント分割にも対応できるほか、3,000以上のアクセスリストが登録可能となる。
このため、ネットワークエッジを集約するスイッチとしての活用だけでなく、小規模なネットワークのコアスイッチとしても活用することが可能だ。
高度な管理機能でコストを軽減
管理面では、同社独自のネットワーク仮想化機能「AMF Plus(Autonomous Management Framework Plus)」に対応。ネットワーク上のスイッチやルーターを仮想的な1台の機器として統合管理することができる。
これにより、ファームウェアの更新やバックアップ、機器を交換する際の自動復旧など、管理・運用に関わるコストの削減に貢献してくれるだろう。
オプションのアニュアルライセンス購入により、より安定した接続とセキュリティを実現するAMF Plusのマスター機能や、無線LANアクセスポイントの集中管理などを実現するAWCに対応。 高性能で機能豊富な製品として、ぜひご提案いただきたい。
主な仕様
製品名 | AT-x540L-28XS | |
---|---|---|
通信速度 | 1000Mbps/10Gbps※1 | |
ポート |
SFP/SFP+スロット×28 RS-232(RJ-45 コネクター)×1※2 USB ポート(USB 2.0、タイプA(メス))×1※3 |
|
電源部 | 定格入力電圧 | AC100-240V※4 |
入力電圧範囲 | AC90-264V※4 | |
定格周波数 | 50/60Hz | |
定格入力電流 | 2.0A | |
最大入力電流 (実測値)※5 |
0.96A | |
平均消費電力 | 75W※6(最大86W※5) | |
平均発熱量 | 270kJ/h※6(最大300kJ/h※5) | |
外形寸法(W×D×H) | 440×290×44mm(突起部含まず) | |
質量 | 3.8kg |
※1 (ファイバーモデル)対応SFP/SFP+モジュール装着時
※2 本製品にはコンソールポート接続用ケーブルは同梱されておりません。また、出荷時はIPアドレスが付与されておりませんので、別途、マネージメントケーブル「AT-VT-Kit3」またはRS-232ケーブル「CentreCOM VT-Kit2」をご用意ください(AT-VT-Kit3には、別売のUTPケーブルが必要です)。 なお、AT-VT-Kit3のUSB使用時の対応OSは、メーカーサイトにてご確認ください。
※3 USB 2.0のUSBメモリーをご使用ください。また、ご使用の際には、お客様の使用環境で事前に検証を行ったうえで導入してください。
※4 同梱の電源ケーブルはAC100V用です。AC200Vでご使用の場合は、設置業者にご相談ください。
※5 AT-SP10ZR80/I×28個 使用時
※6 AT-SP10SR×28個 使用時
※ 仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。