PC周辺機器
室内照明でも充電できるBluetoothキーボード
サンワサプライ
SKB-BTEC1BK
掲載日:2024/10/15
ワイヤレスのキーボードやマウスは、配置の自由度が高く使いやすいが、PCと通信するために電力が必要だ。電池切れを起こすと反応が鈍くなるなどの弊害があるため、定期的な電池交換が不可欠である。しかし、ソーラー充電式のマウスであれば、室内の明かりを利用するため省エネルギーであることはもちろん、電池が不要なので省資源にもなる。
ソーラー充電なので電池は不要
サンワサプライの『SKB-BTEC1BK』は、ソーラー充電式のBluetoothキーボードだ。キーボードの上部に搭載されたソーラーパネルで必要な電力を賄えるため、電池不要で省資源にもなる。
200lux以上の明るさがあれば、室内の照明でも自動で充電を行ってくれる。
蓄電池には、リチウム電池よりも長寿命で繰り返し充電に適した、電気二重層コンデンサー(スーパーキャパシタ)が採用されている。設定画面より充電状況を確認できるので安心だ。
そうは言っても、万一のバッテリー切れの場合が心配だと言う方もいるだろう。しかし、同製品には予備用のボタン電池が内蔵されているため、ソーラー充電が切れた場合でも、キーボードが使えなくなることはない。
さらに、筐体には環境に配慮した80%再生プラスチックを使用しているため、サステナブルな社会の実現にも貢献している。
3台までペアリング可能
『SKB-BTEC1BK』は、最大で3台までペアリングすることが可能で、最大3台を切り替えながら使用できる、マルチペアリング機能を搭載している。専用キーをワンタッチすれば切り替えは容易だ。
Windowsに加え、MacOSやAndroid、iOSなどマルチOS対応なので、デスクトップPCだけでなく、ノートPCやタブレット端末への入力にも利用可能だ。OSに応じた配列で快適にタイピングすることができる。
オフィスではデスクトップPCのキーボード、外出先ではノートPCのキーボードを使用する場合、慣れていても打ち間違えることがあり、生産性を低下させる原因になる。しかし、いつも同じキーボードを使用できれば、入力作業の生産性を低下させることはない。
同製品は標準日本語配列で、キー数は113、キーピッチ19mm。キーストロークが浅く軽いタッチで入力できるパンタグラフキーを採用している。テンキーも搭載されているので、金額などの数値データの入力が多いユーザーでも、別途テンキーパッドを用意する必要がない。
また、ミスタッチが少ないアイソレーションキーの採用やキーボードの角度を調節できる機能など、快適な入力環境を実現するための工夫が施されている。
毎日使用するツールだからこそ、サステナブルな同製品を導入することで入力環境を見直し、生産性向上を提案していただきたい。
主な仕様
製品名 | SKB-BTEC1BK |
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適合規格 | Bluetooth Ver5.0 Class 2 |
通信範囲 | 10m ※使用環境によって異なります。 |
プロファイル | HID(Human Interface Device Profile) |
キー数 | 113キー |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 2.1±0.2mm |
キー配列 | 日本語 |
キースイッチ | パンタグラフ |
使用電池 | 充電池 ソーラー蓄電用/スーパーキャパシタ 補助用/CR2032(ボタン電池) |
充電時間 | 6時間 500lux以上の明るさで充電した場合の目安です。 充電には200lux以上の明るさが必要です。 明るさにより充電時間は異なります。 |
連続動作時間 | 7時間 ボタン電池での動作は47日 |
連続待機時間 | 72時間 ボタン電池での待機時間は約2年 |
印刷方式 | シルク印刷 |
マルチペアリング | あり |
テンキー | あり |
アイソレーション | あり |
スリムタイプ | スリムタイプ |
キーボードサイズ | スタンダート |
角度調節 | あり |
電源スイッチ | あり |
サイズ(W×D×H) | 426×140.8×19.17mm |
重量 | 680g |