ネットワーク機器

高速・広帯域のネットワークエッジを実現する10ギガビットスイッチ

アライドテレシス
AT-x250-28XS

掲載日:2024/11/05

高速・広帯域のネットワークエッジを実現する10ギガビットスイッチ

多様な業務にネットワークが利用される昨今は、データ通信量の増大に対応するため、信頼性の高いネットワーク機器が求められる。アライドテレシスの『AT-x250-28XS』は、こうしたニーズに応えるネットワークスイッチだ。全ポートが10ギガビットに対応するファイバーモデルで、高速通信を実現。冗長構成にも対応しており、ネットワークエッジにおいても高い通信品質を確保できる。

コアスイッチ同様の冗長構成も

『AT-x250-28XS』は、SFPおよびSFP+スロットを28基搭載した、ファイバーモデルのレイヤー2スイッチだ。ポートは全て1000Mbps/10Gbpsに対応しており、ファイバーの集約や、ファイバーとカッパー接続の混交が可能。高速かつ大容量の通信環境を、柔軟に構築することができる。

VCS(バーチャルシャーシスタック)による冗長構成ができる点も大きなメリットだ。同シリーズのスイッチ間をスタックリンクで接続することで、1台の仮想スイッチとして扱うことが可能。各種情報が2台に同期され、仮に1台に障害が発生しても運用を継続できる。

スタックの恩恵は、コアスイッチ同様のCPU・電源の冗長にも及ぶ。これにより、コアからエッジまで一貫した冗長構成を、容易に実現することが可能だ。

離れたロケーション間の長距離スタッキングも可能。シンプルかつ冗長性に優れたネットワークコアの提供ができる。

独自の統合管理機能でコスト削減

管理面ではWebブラウザーから機器の情報表示や設定ができる、Web GUIを標準でサポート。インターフェイスは日本語に対応し、管理者のスキルレベルを問わない、直感的なネットワーク管理が可能となっている。

加えて、独自のネットワーク仮想化機能「AMF Plus(Autonomous Management Framework Plus)」に対応。対応するネットワーク上のスイッチやルーターを仮想的な1台の機器として統合管理できる。ファームウェアの更新やバックアップ、危機を交換する際の自動復旧などの作業を、ファームウェア全機器一括で行えるため、管理コストを大幅に低減できる。なお、AMF Plusは、管理するマスターと管理されるメンバーがあり、本製品は管理対象となるAMF Plusメンバーに対応している。

また、強固な認証機能やさまざまなセキュリティ機能もサポート。さらに、別売りのライセンスを導入することでダブルタグVLAN機能などによる経路制御や、OpenFlowによるネットワークの設計・変更・管理・制御などが可能となり、運用・管理の柔軟性が向上しセキュリティも強化される。

高い可用性と拡張性、そして豊富な機能を備えた本製品を導入し、企業ネットワークを支えていただきたい。

主な仕様

製品名 AT-x250-28XS
通信速度 1000Mbps/10Gbps※1
ポート SFP/SFP+スロット×28
RS-232(RJ-45 コネクター)×1※2
USB ポート(USB 2.0、タイプA(メス))×1※3
電源部 定格入力電圧 AC100-240V※4
入力電圧範囲 AC90-264V※4
定格周波数 50/60Hz
定格入力電流 2.0A
最大入力電流
(実測値)※5
0.96A
平均消費電力 75W※6(最大86W※5)
平均発熱量 270kJ/h※6(最大310kJ/h※5)
外形寸法(W×D×H) 440×290×44mm(突起部含まず)
質量 3.8kg

※1 (ファイバーモデル)対応SFP/SFP+モジュール装着時

※2 本製品にはコンソールポート接続用ケーブルは同梱されておりません。また、出荷時はIPアドレスが付与されておりませんので、別途、マネージメントケーブル「AT-VT-Kit3」またはRS-232ケーブル「CentreCOM VT-Kit2」をご用意ください(AT-VT-Kit3には、別売のUTPケーブルが必要です)。なお、AT-VT-Kit3のUSB使用時の対応OSは、メーカーサイトにてご確認ください。

※3 USB 2.0のUSBメモリーをご使用ください。また、ご使用の際には、お客様の使用環境で事前に検証を行ったうえで導入してください。

※4 同梱の電源ケーブルはAC100V用です。AC200Vでご使用の場合は、設置業者にご相談ください。

※5 AT-SP10ZR80/I(販売終了)×28個 使用時

※6 AT-SP10SR×28個 使用時

※ 仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。