ワークステーション
最先端のパフォーマンスを小型筐体に凝縮したワークステーション
富士通
CELSIUS J5014
掲載日:2025/02/04

富士通は、2024年9月下旬に法人向けPCのラインアップを刷新した。PCワークステーションの『CELSIUS J5014』では、CPUにインテルの第14世代Coreプロセッサーや、メインメモリーにDDR-5600を採用するなど、最先端のパフォーマンスを実現している。OSには最新のWindows 11 2024 Updateを採用することで、AIアシスタント機能「Microsoft Copilot」にも対応した。
高度なコンテンツ制作に対応
『CELSIUS J5014』は富士通の法人向けワークステーション、「CELSIUS」シリーズの最新機種だ。オフィス業務からコンテンツ制作に至るまで、あらゆる作業を快適に行える高いパフォーマンスを実現する。
CPUはインテルのCore i7-14700が選択可能。8個のパフォーマンスコア(最大5.40GHz)と12個の高効率コア(最大4.20GHz)の組み合わせにより、シングルコア性能とマルチコア性能が大幅に向上しており、高度な処理を高速で行える。ほかにもCore i5-14500とCore i3-13100が選択可能だ。
メインメモリーには最新規格のDDR5を採用。標準で16GB、最大128GBを搭載できる(Core i3選択時は標準8GB、最大64GB)。ストレージはNVMeのフラッシュメモリー。いずれも暗号化機能付きで、256GBから2TBまで搭載できる。
標準のグラフィック機能はCPU内蔵のUHD Graphics 770だが、カスタムメイドではNVIDIAのT600が搭載可能。画像処理や動画編集など、CUDAテクノロジーに対応したアプリケーションの処理を高速化し、コンテンツ制作を強力にサポートしてくれる。
MSのAIアシスタントに対応
OSにはWindows 11 Proを採用し、AIアシスタント「Microsoft Copilot」に対応。キーボードには専用のCopilotキーが設けられており、単独打鍵で起動することが可能となっている。AIのサポートにより、タスクの実行や情報の検索、コンテンツの生成といった作業の省力化により、生産性をより高められる。
独自の「Endpoint Management Chip」とセキュアBIOSの組み合わせによる、ウイルス・マルウェア対策も実現。Microsoftの提唱する「Secured-core PC」の対応モデルも選択可能だ。お客様のニーズに合わせて、適切な構成をご提案いただきたい。
主な仕様
製品名 | CELSIUS J5014 | |||
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構成※1 | 国際エネルギースター対応モデル | |||
OS | Windows 11 Pro※2※3※4 | |||
CPU | CPU | ★インテル Core i7-14700プロセッサー |
インテル Core i5-14500プロセッサー |
インテル Core i3-13100プロセッサー |
CPU数 | ★1 | 1 | 1 | |
コア数 / スレッド数 | ★20コア(Pコア:8、Eコア:12)/28スレッド | 14コア(Pコア:6、Eコア:8)/20スレッド | 4コア(Pコア:4)/8スレッド | |
キャッシュメモリー (CPU内蔵) 3次 |
★33MB | 24MB | 12MB | |
チップセット | インテル W680 | |||
メインメモリー※5※6※7 | 標準/最大※8 | 標準16GB、DDR5 ECCあり /★最大128GB、DDR5 ECCあり |
標準8GB、DDR5 ECCなし /★最大64GB、DDR5 ECCなし |
|
拡張メモリースロット [空き] | 4[★3] | |||
ストレージ※5※9 | 暗号化機能付256GBフラッシュメモリー(DRAM-less/NVMe) /★暗号化機能付512GBフラッシュメモリー(DRAM-less/NVMe)、 ★暗号化機能付1TBフラッシュメモリー(NVMe)、 ★暗号化機能付2TBフラッシュメモリー(NVMe)、 ★暗号化機能付512GBフラッシュメモリー(DRAM-less/NVMe)+暗号化機能付1TBフラッシュメモリー(NVMe)、 ★暗号化機能付512GBフラッシュメモリー(DRAM-less/NVMe)+暗号化機能付2TBフラッシュメモリー(NVMe) |
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光学ドライブ※5 | ―/★DVD-ROMドライブユニット、スーパーマルチドライブユニット | |||
通信 | LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wake on LAN対応 | ||
インテル vPro プラットフォーム/AMT | 対応 (インテル vPro Enterprise)/V16.1※9 | ― | ||
セキュリティ | セキュリティチップ | TCG Ver2.0準拠 | ||
盗難防止用ロック取付け穴 | あり | |||
インターフェイス | ディスプレイ※5※10 | DisplayPort(音声出力対応)×2※11/★(DVI追加選択時)DVI-D×1※12、★(VGA追加選択時)VGA×1、(HDMI追加選択時)HDMI×1、★(NVIDIAT600選択時)Mini DisplayPort(音声出力対応)×4 ※13※14 | ||
シリアル※15 | ― /★RS-232C D-SUB9(オス)ピン×1(16550A互換) |
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パラレル※15 | ― | |||
キーボード/マウス | ― | |||
USB※16Type-A USB 2.0 |
×4(フロント×2、リア×2) | |||
USB※16Type-A USB 3.2(Gen1) |
×4(リア×4) | |||
USB※16Type-A USB 3.2(Gen2) |
×2(フロント×2) | |||
USB※16Type-C USB 3.2(Gen2×2) |
×1(フロント×1) | |||
LAN | RJ45×1 | |||
オーディオ | マイク・ヘッドホン・ヘッドセット兼用端子※17(フロント×1)、ラインイン(リア×1)、ラインアウト(リア×1) | |||
拡張スロット[空き]※5※18※19 拡張カードサイズ/長さ×幅 |
PCI Express×1(150mm×69mm)×1[1]※20、 ★PCI Express×16 Graphics×1[0](カスタムメイドのグラフィックスカード専用) |
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拡張ベイ※18 | ODD搭載ベイ[空き] | 1[1] /★(カスタムメイドでDVD-ROMドライブユニットまたは、スーパーマルチドライブユニット選択時)1[0] |
||
内蔵ストレージベイ[空き] | 1[1]※21 | |||
入力コンセント | 平行2Pアース付き(2P変換プラグ添付) | |||
消費電力※22※23 | 約7.5W | |||
外形寸法(W×D×H) | 89×296×314mm(縦置時)、129×296×326mm(縦置用フット装着時)、横置可※24 ★127×296×327mm(ブックシェルフ型スタンド装着時)、94×378×319mm(ケーブルカバー装着時) |
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質量※18 | 約4.9kg | |||
サポートOS(BIOS/ドライバ提供含む)※2※25※27 | Windows 11 Pro ※3、Windows 11 Enterprise ※3※27、 Windows 11 Pro Education ※3、Windows 11 Education※3※27、 Windows 10 Pro※28、Windows 10 Enterprise ※3※28、 Windows 10 Pro Education ※28、Windows 10 Education ※27※28、 Windows 10 Enterprise LTSC 2021 ※27※29 |
※1 本仕様は標準構成です。
※2 日本語版のみ。
※3 Windows 11 2024 Update。
※4 本OSは初回起動時にネットワーク接続が必須です。オフラインで初回起動をする方法については富士通グループ営業または富士通販売パートナーまでお問い合せください。
※5 カスタムメイドメニューの範囲内で仕様の変更が可能です。選択オプション、仕様変更後の型名などにつきましてはカタログやシステム構成図の[カスタムメイド]をご参照ください。
※6 拡張RAMモジュールを増設する場合には、専用の拡張RAMモジュールを使用してください。
※7 増設・変更するメモリー構成によってアクセススピードは変わります。アクセススピードにつきましてはhttps://jp.fujitsu.com/platform/pc/product/catalog_syskou/でご確認をお願いします。
※8 本ストレージは複数のパーティションに分割されて出荷されています。お客様が使用可能な領域は、カタログに掲載されている「ストレージの空き容量について」をご覧ください。なお、各パーティションのファイルシステムはいずれも、NTFSとなります。
※9 カスタムメイドでグラフィックスカードを選択した場合、インテル® AMTの一部機能が使えません。AMTの版数は予告なく切替る場合があります。
※10 DVI-D、DisplayPortはHDCPに対応。著作権保護された映像を再生する場合は、HDCP対応のデジタルディスプレイをお使いください。
※11 デジタル(DVI-D)ディスプレイをDisplayPortに接続する場合は、DP→DVI変換ケーブル(FMV-ADP03)が必要です。アナログ(VGA)ディスプレイをDisplayPortに接続する場合は、DP→VGA変換ケーブル(FMV-ADP05)が必要です。
※12 アナログ出力に変換できません。
※13 MiniDP→DP変換ケーブルを(CLE-ADP31相当)×1を標準添付です。
※14 デジタル(DVI-D)ディスプレイをDisplayPortに接続する場合は、DP→DVI変換ケーブル(FMV-ADP03)が必要です。アナログ(VGA)ディスプレイをDisplayPortに接続する場合は、DP→VGA変換ケーブル(FMV-ADP05)が必要です。
※15 全ての対応周辺機器について動作保証するものではありません。
※16 全てのUSB対応周辺機器について動作保証するものではありません。
※17 直径3.5mm 4極ミニプラグ CTIA規格準拠。
※18 空きベイ、空きスロットの数、質量はともに標準構成時のものであり、選択されたオプションにより異なります。また、標準搭載のデバイスを取り外しての拡張ベイの使用はできません。質量が18㎏以上の場合、持ち運ぶときは必ず2人以上で行ってください。
※19 拡張スロットの詳細情報につきましてはhttps://jp.fujitsu.com/platform/pc/product/catalog_syskou/でご確認をお願いします。
※20 コネクターはPCI Express x4を搭載しています。
※21 空きスロットはカスタムメイド専用の為、お客様による増設は不可。
※22 標準構成(カスタムメイド選択していない構成)でOSを起動させた状態での本体のみの測定値です。
※23 本体のみの電力です。
※24 横置き時、本体の上に置けるディスプレイの質量は13kgまでとなります。Jシリーズのみ可能。
※25 富士通は、本製品で「サポートOS」と「BIOS/ドライバ提供OS」を動作させるために必要なBIOSおよびドライバを提供しますが、全ての機能を保証するものではありません。また、BIOS/ドライバ提供ベンダーのサポートポリシー変更によりBIOS/ドライバの提供に制限が発生する場合があります。クライアントHyper-Vを本製品上で実行可能な仮想化環境を構築する機能として提供されていますが、動作保証外となります。
※26 サポートOSに関する最新の情報についてはhttps://www.fmworld.net/biz/fmv/support/os/をご確認ください。
※27 Microsoft社とのボリュームライセンス契約が必須となります。OSおよびBIOS/ドライバのサポートにつきましては、SupportDesk契約をご検討ください。
※28 Windows 10 2022 Update。本OSのMicrosoft社によるサポートは2025年10月14日に終了します。サポート終了までにWindows 11への移行を推奨します。
※29 2025年1月現在、Windows 10 Enterprise LTSC 2021のサポートには延長サポートはなく、メインストリームサポートのみになり、2027年1月12日で終了となりますので、特にご注意ください。詳細はこちらのMicrosoft社のサイトhttps://learn.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/をご覧ください。
※仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。
★箇所:カスタムメイドで変更が可能です。