サーバー
エッジやデータベースに適したコンパクトなサーバーをパッケージに
日本ヒューレット・パッカード
『Smart Choice MicroServer Gen11(P78522-295 / P78523-295)』
掲載日:2025/02/18

近年は、「クラウドファースト」の考え方が中小企業にも浸透しているが、自社にサーバーを設置し、運用するオンプレミスのニーズがなくなったわけではない。自社にサーバーを設置する場合は、パフォーマンスに加え、設置性も重要な選択のポイントになる。
適用性の高いエントリーモデル
日本ヒューレット・パッカードの『Smart Choice MicroServer Gen11(P78522-295/P78523-295)』は、さまざまな場所に設置可能なエントリーレベルのサーバーを、パッケージにしたものだ。
エントリーレベルながらも、パフォーマンスやセキュリティ、信頼性、拡張性などはエンタープライズクラスに匹敵する性能を備えており、必要に応じたカスタマイズが可能だ。
CPUには最新のXeon E-2400およびPentium Goldプロセッサーが搭載されており、メモリーは四つの4400MT/s HPE DDR5 UDIMMで16/32GBが提供され、最大128GBのメモリー容量をサポートしている。
さらに二つのPCIe拡張スロット、および新しいPCIe 5.0をサポートするほか、M.2スロットによる高速OSブートやオプションでシリアルポートを使用することも可能だ。
そのほかにも、セキュリティとリモート管理を行うHPE iLOのSilicon Root of Trustが組み込まれている。
小型・静音設計を採用
『Smart Choice MicroServer Gen11(P78522-295/P78523-295)』にパッケージされたサーバーは、独自の小型・静音設計を採用している。小規模企業のスモールオフィスやブランチオフィスなど、オフィススペースに余裕がない環境でもさまざまな場所に設置できる。水平/垂直に加え、壁面にも設置できるので、オフィスの環境に合わせて設置可能だ。
静音設計なので、デスクの近くに設置しても、騒音が業務の妨げになることはないだろう。
本製品を含む、同社の「HPE Smart Choice」には、中堅中小企業のニーズに人気のある構成をパッケージ化した製品が販売されている。保守サービスのほかにも、テープストレージパッケージなども用意されているので、ユーザーのニーズに合わせた組み合わせを提案することが可能だ。
構成作成やキッティング作業が不要なパッケージ製品を利用することで、顧客に対応する時間を増やすことができる。本製品は、ディストリビューターのサービス品質の向上にも効果が期待できる製品だ。
主な仕様
型番 | P78523-295 |
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パッケージ内容 | 4TB HDD 二基搭載 エッジやデータベースにも最適 4 SFFモデル Xeon E-2414 2.6GHz 1P/4C 16GBメモリー 4TB SATA HDD×2 |
製品名 | HPE MicroServer Gen11 |
プロセッサータイプ | Intel |
プロセッサーファミリ | インテル Xeon E-2400シリーズ |
使用できるプロセッサーコア | 2~4コア (プロセッサーにより異なる) |
プロセッサーキャッシュ | 6~12MBのインテルスマートキャッシュ (プロセッサーにより異なる) |
プロセッサー数 | プロセッサー×1 |
クロック周波数 | 3.7GHz (最大値はプロセッサーにより異なる) |
メモリー容量 | 最大128GBのメモリ容量をサポート |
メモリースロット | DIMMスロット×4 |
メモリーの種類 | HPE DDR5標準メモリー |
サポート対象ドライブ | オプションのODDベイキット(非搭載) |
セキュリティ | TPM 2.0内蔵 |
インフラストラクチャー管理 | オプション - HPE iLO6 |
パワーサプライ | 180Wスリムタイプ外部電源装置 |
拡張スロット | PCIeスロット x 2 |
ネットワークコントローラー | 4x1GbE内蔵 |
ディスク コントローラー | 内蔵インテルVROC SATAソフトウェアRAID |
システムファンの機能 | 非冗長システムファン1台を標準装備 |
シャーシ | Ultra Microタワー型 |
標準保証 | サーバー保証には、1年間の部品交換保証、1年間の作業保証、1年間の翌営業日対応オンサイトサポートが含まれます。保証による修理では、カスタマーセルフリペア (CSR) 部品が使用される場合があります。これらの部品は、2つのカテゴリに分類されます。1) CSR必須部品は、簡単に交換できるように設計されています。お客様がCSR必須部品をご自分で交換することを希望しない場合は、出張費と作業手数料が発生します。2) CSR選択可部品は、簡単に交換できる場合もありますが、作業が複雑になる場合もあります。お客様は、HPEの担当者がCSR選択可部品を無償で交換するように依頼することもできます。3) CSR部品以外の部品の保守については、トレーニングを受けて認定を受けたサービスエンジニアが行う必要があります。詳細については、https://www.hpe.com/support (英語) をご覧ください。 |