ディスプレイ・サイネージ
左右からののぞき見を防止するプライバシーフィルター
アイ・オー・データ機器
『R-PRFL』シリーズ
掲載日:2025/08/05

PCで個人情報や機密データが取り扱われる場合、ネットワーク経由の攻撃はもちろん、周囲からののぞき見による情報漏えいにも気を付けたい。こうしたショルダーハックに対策するには、アイ・オー・データ機器の『R-PRFL』シリーズが有効だ。これは、画面に取り付けて使うプライバシーフィルター。正面を中心に60度より外の角度から見えにくくなり、プライバシー保護に貢献してくれる。衆目に触れるモバイルディスプレイや、公共施設のPCに有用と言えるだろう。
視野角を狭めて画面を保護
アイ・オー・データ機器の『R-PRFL』シリーズは、同社製液晶ディスプレイ向けに設計されたプライバシーフィルターだ。視野角を制限し、左右から見えづらくすることで、ショルダーハックを防止することができる。
ラインアップは、液晶ワイドディスプレイ用の「R-PRFL238W(23.8型)」と「R-PRFL215W(21.5型)」、15.6型モバイルディスプレイ用の「R-PRFL156W」。
前者は付属の両面テープで、手軽にディスプレイに取り付けられる。後者の場合は付属のガイドを使用。ガイドを画面の3辺に貼り付けてコの字状にし、フィルターを差し込む方式だ。同社サイトに貼り付け手順の動画が公開されているので、参考にされたい。
いずれも、導入するとディスプレイの視野角が狭まり、画面を中心に60度(左右30度ずつ)より外の角度からは、暗く見えにくくなる。情報の秘匿性を担保し、プライバシーを保護することが可能だ。
好みで選べるリバーシブル設計
片面が光沢(グレア)、もう片面が非光沢(ノングレア)仕様の、リバーシブル設計も特長の一つだ。写り込みの具合などが変わってくるので、利用環境や好みに合わせて選ぶと良いだろう。
情報漏えいにはネットワーク経由の攻撃だけでなく、ショルダーハックなど人為的な問題によるケースも少なくない。屋外で使用されるモバイルディスプレイの場合、特にプライバシーフィルターは有効だ。
また、大勢の目がある公共施設のPCでも、のぞき見の防止は重要。オフィス内においても、周囲の視線を遮断することで、集中力を高める効果が期待できる。さまざまなパターンを想定し、お客様に導入を提案していただきたい。
主な仕様
型番 | R-PRFL238W | R-PRFL215W | R-PRFL156W |
---|---|---|---|
液晶ディスプレイサイズ | 23.8型ワイド | 21.5型ワイド | 15.6型ワイド |
透過率 | 約65% | ||
表面硬度 | 2H | ||
視野角度 | 約60° | ||
表面加工 | 光沢面とマット面のリバーシブル | ||
外形寸法(W×H×D) | 約527×297×0.34mm | 約480×262×0.34mm | 約345×194×0.34mm |
本体質量 | 約119g | 約97g | 約51g |
保証 | 初期不良交換のみ | ||
備考 | タッチパネル対応機器によっては、感度が低下する場合があります。 |
※ 仕様詳細についてはメーカーサイトにてご確認ください。