デジタル文具
手書きメモや音声をAIが自動でテキスト化 要約や翻訳もできるメモパッド
iFLYTEK
iFLYTEK AINOTE Air2
掲載日:2025/09/09

会議や取材、授業などに際して生まれる板書や録音をされた情報は、記録や管理に膨大な手間がかかる。キヤノンマーケティングジャパン株式会社が仕入れ販売を行うAI搭載デジタルメモパッド『iFLYTEK AINOTE Air2』は、こうした問題を一手に解決してくれる製品だ。音声も手書きメモも自動でテキスト化し、要約や翻訳まで行って、情報を活用しやすい状態に整えてくれる。ハードウェア面でも、専用のデジタルペンと電子ペーパーの採用により、紙のような書き心地を実現している。
会議などのメモを活用しやすく
『iFLYTEK AINOTE Air2』は、8.2型のE-inkディスプレイを備えたデジタルメモパッドだ。厚みは5~6.5mm、質量は230gと薄型軽量で取り回しやすく、会議や取材のメモ、授業の板書など、手軽に活用できる。
これらの用途を強力にサポートしてくれるのが、手書きメモのテキスト化など、AIを活用した自動化機能。録音した音声も、自動で文字起こししてくれる。さらに、出力したテキストをChatGPTとの連携で要約することも可能。議事録を瞬時に作成し、生産性の向上に貢献してくれる。
また、メモ類はモバイルアプリを通じてクラウドに同期し、ほかのデバイス間で共有可能。記録の保存や検索が容易となり、情報として活用しやすい環境を実現できる。
英語や中国語など、他言語のソースをテキスト化できる点も、大きな特長の一つだ。音声の文字起こしは最大15言語、手書き文字のテキスト化は83言語まで対応している。加えて、10言語間の相互翻訳も可能。グローバルな商談において、大きな力となるだろう。
※文字起こし、翻訳、ChatGPT等の利用はネットワーク接続が必要です。
紙のような書き心地
ハードウェア面では、293ppiと高精細なE-inkディスプレイが特徴的だ。ベゼルが狭く、筐体に対する画面占有率は88.5%と、作業に集中しやすい環境を提供している。
付属のデジタルペンには、主要液晶タブレットメーカーのワコムが協力し、高度な応答性や精度、軽量で快適な使い心地を実現。画面の超低遅延仕様も相まって、紙のような書き心地を味わえるだろう。
ほかにも、文書スキャン用の5メガピクセルカメラを搭載。pdfやepubファイルに対応し、電子書籍やオーディオブックの端末としても活用可能だ。ビジネスや学習の強力なサポーターとして、ぜひおすすめいただきたい。
主な仕様
製品名 | iFLYTEK AINOTE Air 2 |
---|---|
重さ | 230g(本体) |
サイズ(W×D×H) | 137×193 × 5.0~6.5mm |
ストレージ | 4GB RAM + 32GB |
ディスプレイ | 8.2インチ E-ink モノクロスクリーン(1,920 × 1,440、 293 ppi) |
タッチペン | 専用Wacom スタイラスペン |
カメラ | 5MP(文書スキャン対応) |
音声システム | 4マイク+スピーカー |
ワイヤレス接続 | Wi-Fi + Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 2,600mAh |
使用時間 | 待機: 最大108日間 連続使用: 最大7日間 |
接続ポート | USB Type-C |
対応ファイル形式 | 電子書籍: pdf、mobi、epub、txt、azw3 ドキュメント: doc、docx、 xls、xlsx、 ppt、 pptx |
OS | Android 11.0 |
生産地 | 中国製 |
※ 詳細はメーカーサイトにてご確認ください。