産業用機器

狭い空間の点検や撮影に有用な工業用内視鏡

サンワサプライ
CMS-ES01SET-1

掲載日:2025/09/30

狭い空間の点検や撮影に有用な工業用内視鏡

機械のメンテナンスやネットワークの配線、インフラ保守といった業務では、床下や機械の細部など、視認しにくい部分の検査や確認が必要なケースが多々ある。サンワサプライの『CMS-ES01SET-1』は、こうした状況で役立つ工業用内視鏡だ。狭い場所や機械の内部、配管などに、直径8mmのカメラを差し込み、手元でモニタリングできる。機械を分解することなく点検が可能で、コストの削減や安全性の向上が期待できる。

手間とコストを低減

サンワサプライの『CMS-ES01SET-1』は、製造業やメンテナンス、ネットワークの配線といった現場で役立つ工業用内視鏡だ。

ケーブル長1mのファイバースコープを機械の隙間や内部、天井裏や配管の内部など、視認しにくい場所に差し込み、手元のモニターで確認できる。機械の分解や移動などをせずに内部を確認できるため、コストの削減や作業時感の短縮、安全性の向上が期待できる。

ファイバースコープ先端は、汎用的に使える直径8mmのカメラを採用。センサーは1,280×720の高解像度仕様で、動画もきれいに撮影することが可能だ。

さらに、先端部にはLEDを搭載。対象物と手元を照らせるので見やすく、エンジンの内部など暗い部分も撮影可能だ。加えて、先端およびチューブ部分は、IP67の防塵防水規格に対応。排水溝の内部なども確認できる。

モニターは5インチの大画面LCD。解像度は854×480で、対象物の細部まで見渡すことが可能だ。また、画面表示の回転や明るさ調整にも対応。対象の形状や周囲の状況に合わせて最適なポジションで確認を行える。

電源は充電式で、約5時間のフル充電で約5時間駆動。ストレージはmicroSDXCカードで、最大256GBまで対応する。

用途で選べるバリエーションも

同社の工業用内視鏡には、仕様の異なるバリエーションも用意されている。

「CMS-ES02SET-1」では、ファイバースコープの側面にも2基のカメラを搭載。合計3基のカメラ映像を切り替えて表示できる。正面と側面を同時に撮影し、より精度を高めることが可能だ。

「CMS-ES03SET-1」は、携帯に便利なハンディタイプ。カメラ径は5.2mm、モニターは4.3インチと一回り小さい一方、乾電池駆動ですぐ使えたり、ファイバースコープを側面に巻き付けてコンパクトにまとめられたりと、取り回しが良いメリットがある。

お客様の用途に合わせて、ぜひご提案いただきたい。

主な仕様

品番 CMS-ES01SET-1 CMS-ES02SET-1 CMS-ES03SET-1
カメラ径 8mm 8mm 5.2mm
カメラケーブル長 1m
イメージセンサー CMOS
カメラ画素数 1,280×720
防水規格 IP67(カメラ先端・チューブ部)
モニターサイズ 5インチ 4.3インチ
モニター解像度 854×480 480×272
撮影解像度 1,920×1,080
※デジタル補間1,280×720
1,280×720
倍率 デジタルズーム最大4倍
対応SD microSDXC 最大256GBまで対応 2~32GB
電源 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池 単三電池4本(電池は付属しません)
電池駆動時間 約4時間
充電時間 約5時間 約5時間
動作時間 約5時間 約5時間
製品サイズ(W×D×H) 150×150×20mm 約150×150×20mm 約88×154×88mm
重量 約510g 約510g 380g

※ 詳細はメーカーサイトにてご確認ください。