サーバー

サーバーの仕様検討・選定で担当者が消耗しないパッケージ

日本ヒューレット・パッカード
P84106-295

掲載日:2025/10/28

サーバーの仕様検討・選定で、担当者が消耗しないパッケージ

プロセッサー、メモリー、光学ドライブ、GPUにストレージ、ネットワークやOSなど、サーバーを導入する際には検討すべき項目や仕様が数多くある。高水準のパフォーマンスが求められる場合を除けば、検討に時間がかからず、すぐに導入できるパッケージ製品がおすすめだ。

オフィスからエッジまで

日本ヒューレット・パッカードの『P84106-295』は「直感的なクラウド型の運用管理」「安心のセキュリティ・バイ・デザイン」「ワークロード性能の最適化」を謳ったGen11サーバーシリーズにラインアップされたタワー型のサーバーだ。

中小規模のファイルサーバー用途はもちろん、拡張性に優れているので、基幹システム連携やデータ集約などにも活用できる。中堅・中小規模のユーザーに人気のある構成をパッケージ化しているので、構成で悩む必要がなく、すぐに導入できるのは嬉しい点だ。

CUPはインテルXeon Silver 4510プロセッサー2.4GHzを採用し、メモリーは標準で64GB、最大で2TBまで増設できる。RAIDコントローラーが標準で装備されていることに加え、RAID 1が設定済みなので、運用前の一手間を省くことが可能だ。

OSは最新のWindows Server 2025 Standardがプリインストールされており、イメージDVDが付属しているのも、かゆいところに手が届くといった印象だ。

物理的なセキュリティ対策を装備

セキュリティというと、不正アクセスをはじめとして、ネットワークを経由した脅威を想像しがちだが、物理的な脅威への対応も必要だ。

物理的な対応とは、サーバー本体に直接アクセスして、不正な操作が行われることを防ぐこと。『P84106-295』にはそのような物理的な脅威からサーバーを守る機能が標準で装備されている。

それが「セキュリティベゼル」と「ベゼルロック」だ。セキュリティベゼルとは、サーバー前面にある、物理的なアクセスを防ぐためのロック付きのカバーのことで、サーバー内部のコンポーネントに悪意ある、あるいは不用意なアクセスを防ぐためのカバーだ。

このベゼルをロックすることに加え、「侵入検知オプション」を利用すれば、サーバー本体への不正なアクセスを検知することが可能になる。高いセキュリティで守られたサーバールームに設置することができないサーバーには必要な機能と言えるだろう。

主な仕様

製品名 HPE ProLiant ML350 Gen11
型番 P84106-295
CPU Xeon Silver 4510 2.4GHz 1P12C
メモリー 64GB(32GB×2)
ブートコントローラー
ストレージコントローラー MR408i-o
HDD 600GB SAS HDD × 2
NIC BCM5719 1Gb 4ポート
光学ドライブ DVD-ROM標準搭載
電源 800W × 2
Windows Server 2025 Standard
RAID設定 RAID1

※ 最新の仕様・詳細はメーカーサイトhttps://h50146.www5.hpe.com/directplus_ent/library/system_configuration.htmlにてご確認ください。

※ プリインストールされているMicrosoft Windows Server 2025 Standard (16Core)に対するサポートサービスが必要な場合には、別途、Microsoft Windows Server 2025 Standard (16Core)用のサポート製品をご購入ください

※ 詳細はメーカーサイトにてご確認ください。