サーバー
構成に悩むことなく、すぐに導入できるサーバー
日本ヒューレット・パッカード
P84089-295
掲載日:2025/11/11

IT専任者がいない中小企業は珍しくない。そのため、サーバーを構築する際には「最適な構成の見極めが難しい」「パフォーマンスよりもコストを重視しがちで適切な仕様を提案しにくい」「運用管理者が不在で納品後に放置され、トラブル対応で後手に回る」など、さまざまな課題がある。しかし、販売実績に基づいた人気のある構成をパッケージ化した製品であれば、これらの課題を一気に解決することが可能になる。
多彩なニーズを分析した代表例
日本ヒューレット・パッカードの『P84089-295』は、同社のHPE Smart Choiceモデルにラインアップされた製品だ。
HPE Smart Choiceとは、中堅・中小企業に多数の販売実績のある構成をパッケージ化したものだ。要件に合わない場合でもカスタマイズ可能なので、見積りや提案書作成の手間を削減できる。
また、在庫が豊富なモデルで構成されているうえ、競争力のある価格が設定され、短納期で納品できる体制が整えられている。そのためスピード感やコストを重視するユーザーにも、満足できる提案を迅速に行うことができる。
さらにHPE Smart Choiceには、専用の保守管理サービスも用意されているので、ユーザー保守管理の負担軽減だけでなく、納品後もユーザーとの関係性を維持することが可能だ。
データセンターからエッジまで
『P84089-295』は、「HPE ProLiant ML110 Gen11」のうち、RAID1に対応したタワー型の拡張性に優れた高コストパフォーマンスサーバーだ。
CPUはXeon Silver 4510 2.4GHz 1P12C、メモリーは32GBで、ストレージは960GB SATA SSDが2基搭載されている。OSはMicrosoft Windows Server 2025 Standard(16Core)がプリインストールされており、設置後にすぐ使用することが可能だ。
タワー型の場合、セキュアなサーバールーム以外に設置されるケースも少なくない。本製品にはセキュリティベゼル/侵入検知オプション/ベゼルロックキットの3点が標準で装備されているので、安心だ。
また、Gen11では標準搭載のリモート管理機能「iLO 6」が強化されている。HPE独自の電子認証によるファームウェアの更新や不正書き換えの検知/回復機能が実装されているので、セキュアな運用ができる。
さらに新しいクラウドベースのサーバー管理サービス「HPE Compute Ops Management(COM)」を利用すれば、管理者がツールの管理をしなくても自動的に新機能を利用でき、サーバー管理者を「管理のための管理」から解放することができる。オプションのCOMもあわせて提案していただきたい。
主な仕様
| 製品名 | HPE ProLiant ML110 Gen11 | |
|---|---|---|
| 型番 | P84089-295 | |
| CPU | Xeon Silver 4510 2.4GHz 1P12C | |
| メモリー | 32GB | |
| ブートコントローラー | ― | |
| ストレージコントローラー | MR408i-o | |
| HDD | 960GB SATA SSD × 2 | |
| NIC | 1Gb 2ポートオンボード | |
| 光学ドライブ | オプション(別途有償) | |
| 電源 | 800W x 2 | |
| Windows Server 2025 Standard | 〇 | |
| RAID設定 | RAID1 | |
※ 最新の仕様・詳細はメーカーサイトhttps://h50146.www5.hpe.com/directplus_ent/library/system_configuration.htmlにてご確認ください。
※ プリインストールされているMicrosoft Windows Server 2025 Standard (16Core)に対するサポートサービスが必要な場合には、別途、Microsoft Windows Server 2025 Standard (16Core)用のサポート製品をご購入ください。
※ 詳細はメーカーサイトにてご確認ください。