バックアップ・データ保護

ランサムウェア対策に有効なイミュータブルストレージ

Arcserve Japan
『Arcserve Cyber Resilient Storage』シリーズ

掲載日:2025/11/25

ランサムウェア対策に有効なイミュータブルストレージ

ランサムウェア攻撃による被害は、情報の漏えいや業務の停滞まで招き得る大きな脅威。Arcserve Japanの『Arcserve Cyber Resilient Storage』シリーズは、有効な対策の一つだ。これは同社の復旧ポイントサーバーのデスティネーションとして提供される、イミュータブル(不変の)ストレージ。定期的にバックアップデータのスナップショットを取得してくれるため、万が一サイバー攻撃を受けた場合も、健全な時点のデータに書き戻すことができる。

不変のストレージで耐性アップ

警察庁によると、サイバー攻撃による被害において、バックアップデータすら暗号化され復元不能となったケースは全体の7割以上に及ぶという。

『Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS):以下、CRS』は、ランサムウェアなどの脅威に対策できるソリューションだ。通常のバックアップに加え、イミュータブル(不変の)ストレージにデータを保管し、サイバー攻撃への耐性を高めることができる。

CRSは、Arcserveの統合型バックアップソリューション「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」の、復旧ポイントサーバー(RPS)用デスティネーションとして提供される。クラウドでもオンプレミスでも利用可能だ。

導入後はバックアップデータがCRSに書き込まれ、設定したスケジュールに従って、自動的にスナップショットを取得してくれる。仮にサイバー攻撃を受けRPSのデータを破壊されたとしても、被害はCRSまでには及ばず、スナップショットから健全な時点のデータを復旧できる仕組みだ。

容易な管理でコスト低減に貢献

CRSは、Arcserve UDPのコンソールから管理可能。データストアの格納先としての指定や、スナップショットの設定を容易に行うことができる。

ストレージの効率化機能も充実しており、継続的な増分バックアップや重複排除、圧縮が可能。ストレージ領域を節約し、ランサムウェア対策の必須要件である、バックアップ世代の複数保持をコスト面で支援してくれる。

既存のバックアップ環境をより強固にできる製品として、ぜひおすすめいただきたい。

主な仕様

製品名 Arcserve Cyber Resilient Storage
(CRS) シリーズ
主な機能・特長 CRSシリーズは、統合データ保護ソリューション Arcserve UDP のデータをランサムウェア等のサイバー攻撃から守るイミュータブル(不変)ストレージです。Arcserve UDP 復旧ポイントサーバー(RPS)のデータ ストアとして利用できます。要件に応じてクラウドおよびオンプレミスを使い分けいただけます。
※CRSシリーズの利用には、Arcserve UDP 10.2以上の復旧ポイントサーバー(RPS)が必要です。
  変更不可のイミュータブル
スナップショットを自動的に取得
イミュータブルスナップショットはデータ ストア作成時に指定する取得時刻や保存期間に沿って自動的に取得され、保存されます。ランサムウェアやその他サイバー攻撃者は、”イミュータブル(不変)な”スナップショットを変更することができないため、万が一バックアップデータが破壊された場合でも、破壊される前の状態に復旧することができます。イミュータブルなデータストアは1次バックアップ先として利用可能です。(Arcserve UDP Applianceでは2次バックアップ先)
・統合管理コンソール
「Arcserve UDP コンソール」で
容易に管理可能
CRSシリーズは統合管理コンソール「Arcserve UDP コンソール」により管理され、データストアの格納先としての指定やスナップショットの設定を容易に行えます。UDP ユーザーにとって使い慣れているArcserve UDP コンソールから、バックアップデータの保存先を選択し、簡単に管理することができます。
継続的な増分バックアップ、
重複排除、圧縮による
ストレージの効率利用
CRS シリーズは RPS のデータストア として使われるため、Arcserve UDP により継続的な増分バックアップ/重複排除/圧縮が行われます。効率的なストレージ利用により、ランサムウェア対策の必須要件であるバックアップ世代の複数保持をコスト面で支援します。
Arcserve
CRS シリーズ
3つの製品/サービス
Arcserve
Cyber Resilient Storage
(CRS)
LAN内での大容量データのバックアップを想定しています。OSを含めたソフトウェア形式での提供となります。CRS をインストールするサーバーハードウェアが必要です。
Arcserve
Cloud Cyber
Resilient Storage
(クラウド CRS)
RPS からインターネット経由で Arcserve のクラウドストレージにデータを保存します。ハードウェアを追加購入することなく、既存の RPS にランサムウェア対策を追加できます。
Arcserve
Cloud Storage(ACS)
クラウド CRS からイミュータブル機能を省いたクラウド ストレージです。RPS の 2 次バックアップ先を手軽に追加したい場面での利用を想定しています。
Arcserve
Cyber Resilient Storage
(CRS)
【Arcserve Cyber Resilient Storage 1 TB 】
・1年サブスクリプション/型番:NCRSACSWCRJ01TS12C
・3年サブスクリプション/型番:NCRSACSWCRJ01TS36C
・5年サブスクリプション/型番:NCRSACSWCRJ01TS60C
Arcserve
Cloud Cyber Resilient Storage
(クラウド CRS)
【Arcserve Cloud Cyber Resilient Storage 1 TB 】
・1年サブスクリプション /型番:NACSACSWCLJ01TS12C
Arcserve
Cloud Storage (ACS)
【Arcserve Cloud Storage 1 TB 】
・1年サブスクリプション/型番:NACSACSTCLJ01TS12C

※ 価格や詳細についてはメーカーサイトにてご確認ください。