ネットワーク機器

4K画質に対応したBIOS操作も可能なリモートKVM

ATEN
CN9850

掲載日:2026/03/17

4K画質に対応したBIOS操作も可能なリモートKVM

複数拠点でサーバーを運用している場合、トラブル発生時、担当者が拠点に出向いて対応する必要があった。しかし昨今は、働き手不足やダウンタイムの短縮ニーズにより、少人数で迅速な対応が求められている。そこで活用したいのが、リモートで接続してサーバーを操作できるKVMだ。

出張コストを大幅に削減

ATENの『CN9850』は、複数のPCやサーバーのキーボード、モニター、マウスの操作を集約するKVMスイッチに、ネットワークアクセス機能を付加したIP KVMスイッチだ。

フロントパネルにはMini USBポートが搭載されており、これにノートPCを接続することで、キーボード、モニター、マウスを別途用意することなく、ノートPCを利用してPCやサーバーのメンテナンスを行うことができる。

また、本製品はBIOSレベルで直接接続するため、ソフトウェアのインストールや設定を必要としない。手間を掛けずにリモートアクセスを実現できるのは担当者にとって嬉しい点だろう。

さらに本製品は、FPGAグラフィックプロセッサーを利用することにより、最大4K DCI(4,096×2,160@30Hz)のHDMI解像度に対応している。ログ画面やGUIを鮮明に表示できるだけでなく、画像の確認も行える。

加えて、バックアップ用のデュアル電源とデュアルLANに対応しているので、「止めることのできないシステム」に対しても十分な冗長性がある。

ベテラン頼りからチーム作業へ

『CN9850』の特長の一つは、最大で64名のユーザーアカウントを作成でき、最大32ユーザーによる同時共有に対応している点だ。

ネットワーク構成やシステム構成が複雑化している現在、担当者が単独でトラブルを解決するのは現実的ではない。IT部門、セキュリティ部門、保守ベンダーなど、複数の関係者が同一の管理画面を共有することで、保守業務を効率化することが可能だ。

また、画面共有は新任担当者の教育やトレーニング、引き継ぎにも活用できる。リモート接続可能なので、実機のある場所に集合することなく研修を行える。

共有機能を活用することで、IT部門に限らず、企業で問題になっている「業務の属人化」をある程度解消することができる。同時に、ノウハウの継承も行えるので、「一石二鳥」の効果を狙うことも可能だ。

サーバー管理の効率化を行いたいユーザーに、ぜひおすすめしていただきたい。

主な仕様

製品名 CN9850
コネクター コンソールポート USB Type-A メス×2 (White)
HDMI メス×1 (Black)
ステレオミニジャック メス×1 (Green)
ステレオミニジャック メス×1 (Pink)
KVMポート USB Type-B メス×1 (White)
HDMI メス×1 (Black)
ステレオミニジャック メス×1 (Green)
ステレオミニジャック メス×1 (Pink)
LANポート RJ-45 メス×2
バーチャルメディア USB Mini-B メス×1
電源 DC電源ジャック×2
シリアル RJ-45 メス×2
焦点距離 4.25~170mm (40x ズーム)
スイッチ リセット ピンホール型スイッチ×1 (Black)
エミュレーション キーボード/マウス USB
LED 電源 2 (Green)
ビデオ ローカルコンソール:4,096×2,160@30Hz
リモートコンソール:4,096×2,160
消費電力 DC5V:10.07W:48BTU/h

注意:
・ワット単位の測定値は、外部負荷がない場合の装置の標準的な消費電力を示します。
・BTU/h単位での測定値は、デバイスに完全に負荷がかかった状態の消費電力を示します。
動作環境 動作温度 0 ~ 50℃ (CN9850)
0 ~ 40℃ (電源アダプター)
保管温度 -20 ~ 60℃
湿度 0 ~ 80% RH、結露なきこと
本体 ケース材料 メタル
重量 0.84 kg
外形寸法(W×D×H) 200×150.5×28.5 mm

※ 仕様詳細についてはメーカーサイトにてご確認ください。