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オンライン会議で大活躍! ヘッドセットの選び方

掲載日:2022/01/18

企オンライン会議で大活躍! ヘッドセットの選び方

家電ニュースサイト「BCNランキング」によると、最近はヘッドバンド型のヘッドセットの売上が急激に伸びているようだ。リモートワーク期間が長く続いたことで、高いクオリティーを求めるユーザーが増加していることが、大きな原因の一つだろう。そこで、ヘッドセットが求められる具体的な理由と、今後導入を検討したい製品を紹介する。営業活動にぜひお役立ていただきたい。

ヘッドセットのメリット

現在市場に流通しているノートPCやタブレットPCには、一般的にマイクとスピーカーが搭載されている。また、デスクトップPCにも手軽に外部接続可能なマイクとスピーカーが安価に販売されており、これを利用する人も多い。

そんな中、あえてヘッドセットを別途購入する人は多い。その理由は次のようなメリットが得られるからだ。

相手側の音声が聞こえやすい

ヘッドセットは耳を物理的に覆っているため、相手側の音声がはっきりと聞こえる。そのためヒアリング内容の聞き逃しなどが改善されるだろう。重要な商談や採用面接などもWeb会議で実施することが一般的になった昨今だからこそ、相手方の声を聞き逃したくないものだ。

自分の音声が届きやすい

自分ではスムーズにWeb会議を進行していると感じていても、実はノイズが入り込んでいた、というのはよくあるケース。ヘッドセットを活用することでこれが解消され、相手側の印象もグッと向上する。

作業をしながらスムーズなコミュニケーションが可能に

一般的に、ヘッドセットのマイクは音を一方向から拾う仕組み。そのためタイピング音などを拾いにくく、作業をしながら会議に参加しても、ノイズを抑えられる。効率的な会議・業務の進行が可能だ。

ヘッドセットの選定ポイント

では、ヘッドセットを選定するに当たって注意すべきポイントとはどのようなものだろうか。

第一に気にするべきは、接続の形式だ。USBなどで有線接続可能なモデルは会話中に音声が途切れにくく、安定した通話が可能というメリットがある。また、接続したケーブルがヘッドセットに給電してくれるため、別途充電が不要なこともうれしい。

一方で、Bluetoothなどで接続可能な無線モデルはケーブルが邪魔にならず、PCからある程度離れても使用できる。外出先や移動中でも手軽に使えるというのもメリットだ。

次に注意すべきはノイズキャンセリング機能の有無。ヘッドセットのマイクでも、通話環境によってはノイズを完全に遮断できない。ノイズキャンセリング機能のある製品を選ぶことによって、ストレスなしの通話環境の構築が実現する。

BP事業部おすすめ製品

以上の選定ポイントをもとに、実際に導入をおすすめしたい製品をご紹介しよう。

ロジクール『H390』

手軽にヘッドセットを導入したい方におすすめなのが、ロジクールの『H390』だ。古いPCにも標準的に搭載されているUSB Type-A接続が可能なため、機種を問わずに使いやすい。

また、スピーカー部分にノイズキャンセリング機能を搭載しているため、雑音の多い環境から相手側が話しかけてきてもクリアな通話を体験可能。さらに、ヘッドセットコードにはインラインコントロール(音量の上下とミュートのオンオフが調整可能なスイッチ)を搭載するため、手元の操作だけで最適な音声環境の通話を実現できる。

GNオーディオジャパン『EVOLVE2 65 MS Stereo USB-A』

外出先で充電を気にすることなくヘッドセットを活用したい方には、GNオーディオジャパンの『EVOLVE2 65 MS Stereo USB-A』をおすすめする。最大の特徴は最長37時間の利用が可能なロングバッテリー。外出前にフル充電をしておけば、出張先や旅行先で通話する際のバッテリー切れに悩まされることはなくなるだろう。

また、15分の充電で8時間使用できる高速充電機能を搭載しているため、万が一電池切れになったとしてもすぐに利用再開できる。自宅やオフィスで活用するならば、通話の寸前に充電スタンドへつないでおくだけでも、Web会議程度なら問題なく利用できるだろう。

GNオーディオジャパン『EVOLVE2 40 MS Stereo』

通話音声の質にこだわりたい方はGNオーディオジャパンの『EVOLVE2 40 MS Stereo』を使おう。高品質なスピーカーはパッシブノイズキャンセリング機能を搭載しており、通話の際は周囲の雑音を最小限にシャットアウトしてくれる。また、マイクブームの上げ下げで簡単にミュートのオンオフができるほか、通話中はビジーライトが点灯するため、Web会議の最中に周囲から声をかけられて業務への集中を遮られるという心配もない。

本製品はIPTPC(IP電話の技術認定団体)の定めるUC認定を受けており、SkypeやZoomといった幅広いIP通信プラットフォームと最適に連携可能、というお墨付き。さらに、Microsoft Teams向けモデルは最適化された工夫が加えられており、通話の着信やボイスメールの受信などに応じて専用のビジーライトが点灯。席を外していた最中にどのような連絡があったのかをひと目で分かるよう通知してくれる。

リモートワークが定着した今、スムーズなオンライン会議進行のためにヘッドセットは欠かせないだろう。各メーカーの製品情報に注目し、顧客のニーズに合った製品を提案したい。