ワークスタイル改革

『Microsoft OneNote』で効率的に情報整理!
便利な機能を覚えよう

掲載日:2024/03/05

『Microsoft OneNote』で効率的に情報整理! 
      便利な機能を覚えよう

今やビジネスに欠かせないMicrosoftアプリ。WordやExcel、PowerPointなどが有名だが、生産性向上に役立つアプリはまだまだある。今回は先月紹介した『Microsoft Teams』に続く、Microsoftアプリ特集の第2弾として、デジタルノート『Microsoft OneNote』をピックアップ。自由度が高く、メモ書きや議事録作成などさまざまなビジネスシーンで活用できる便利機能を紹介していく。
関連記事:「Microsoft Teamsで業務効率化! 主な機能を理解しよう」

『Microsoft OneNote』の便利な機能

『Microsoft OneNote』は自分専用のノートのようなアプリケーションだ。紙のノートにメモを取る感覚でメモ書きが可能だが、無限にメモを増やすことができるほか、音声や画像の挿入やメモの検索などさまざまな機能が備わった万能デジタルノートである。

基本的に『Microsoft OneNote』は「メモをする」アプリであり、シンプルな操作性が特徴だが機能は豊富にある。ここからは『Microsoft OneNote』で特に便利な機能をご紹介しよう。

画像の挿入

『Microsoft OneNote』では、ファイルやカメラなどから画像を挿入できる。

最初に[挿入]→[画像]の順でクリックしよう。そして、デバイス内の画像を差し込む場合は[ファイルから]、デバイスのカメラで撮影した画像を挿入する場合は[カメラから]、オンライン上の画像を『Microsoft OneNote』内で検索して挿入する場合は[オンラインから]をクリックする。

[オンラインから]をクリックすれば、わざわざ別ウィンドウで画像検索をせずとも『Microsoft OneNote』上でオンライン画像の検索および選択・差し込みが可能である。

YouTube動画の差し込み

『OneNote』ではテキストや画像だけでなく、YouTube動画も簡単に差し込める。

最初に、差し込みたいYouTube動画のURLをコピーしたうえで、[挿入]→[オンライン ビデオ]をクリック。

次に、動画のアドレスをペーストして、[OK]をクリックする。

これでYouTube動画の差し込みは完了だ。動画は『Microsoft OneNote』上でも再生可能なため、動画を視聴しながらメモをすることもできる。

ボイスメモを挿入

『Microsoft OneNote』では自分の声や会議の音声などを録音し、ボイスメモとして挿入することもできる。

[挿入]タブの[オーディオの録音]をクリックすると、録音がスタートする。

[録音中]のタブをクリックして[停止]をクリックすれば、録音は完了だ。

これで『Microsoft OneNote』にボイスメモが差し込まれた。ちなみに録音開始日時も自動的に記入される。

テンプレート

「ページテンプレート」を使用すれば、希望のページレイアウトにすることができる。

[挿入]タブから[ページテンプレート]をクリックする。

そうすると右側にテンプレートの選択画面が出てくるので、希望のテンプレートを選択しよう。

ちなみにこれは「会議ノート(個人用)」というテンプレート。用途に応じてテンプレートを選べば、より分かりやすい資料になる。

ノートシール

「ノートシール」は付箋として重要なメモを目立たせるほか、メモの検索・管理もできる機能だ。

[ホーム]より[タグを挿入]をクリックするとノートシール一覧が表示される。任意のシールを選択しよう。

例えば、上の画面は[タスク][要確認][重要]のノートシールを使用している。

貼り付けたノートシールは検索・管理ができる。[ホーム]から[ノートシールを検索]をクリックすれば、ノートシール一覧が表示される。

検索機能を使用すれば、シールの確認・整理を効率化できるだろう。

『Microsoft OneNote』を活用して業務効率をアップ!

『Microsoft OneNote』を利用すれば情報を分かりやすく整理でき、スピーディーに検索もできる。業務上で活用することで、効率化につながるはずだ。またほかのMicrosoftアプリと同様に、『OneNote』でも2023年11月にリリースされたMicrosoftのAI『Microsoft Copilot』が活用でき、メモの要約やチャットを用いた情報整理などが可能になる。

『Microsoft Copilot』の詳細はこちら!

アップデートを続ける『Microsoft OneNote』をうまく活用しながら、仕事の生産性を上げていきたい。