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最適な社用PCの選び方
~BP事業部おすすめPCも紹介~

掲載日:2024/05/28

最適な社用PCの選び方~BP事業部おすすめPCも紹介~

Windows 10のサポート終了が2025年10月(予定)に迫っているため、2024年はビジネス向けPCの買い替えを検討する年になると予測できる。そこで本記事では、最適なPCの選定・提案に向けて、ビジネス向けPCの最新トレンドのほか、選定方法やBP事業部おすすめPCを解説する。

ビジネス向けPC最新トレンド

Windows 10のサポート期間終了を見据えて、Windows 11対応のビジネスPCへの買い替えが進んでいるようだ。国内PCメーカー大手の日本HPが、2021年度第4四半期~2023年度第1四半期のデータから受注トレンドを解説した「受注トレンドからビジネスPC購買のヒントが見えてくる!(2023年3月版)」によるとOSの受注トレンドのうち、急激に伸びているのはWindows 11だった。Windows 10のサポート終了が近づく今、Windows 11への移行を見据えたビジネスPCへの乗り換えがより一層進んでいることだろう。また同記事では、CPU分野においてCore i5だけでなく、Core i7も受注が伸びていることや、画面サイズ14インチのビジネスノートPCが増加傾向であること、16GBメモリーが増加していることなどが分かる。

そのほかに今後のトレンドキーワードになりそうなのが「AI PC」だ。AI PCとはクラウド上ではなくインターネットに接続していないローカル上でAI処理ができるPCのことで、インテル社が提唱する概念だ。AIがビジネスに浸透していくにつれて、AI PCがビジネスPCとして利用される可能性は十分にあるだろう。

関連記事:「AI PC時代の幕開け Core Ultraが描くPCの未来とは」

最適な社用PCの選定ポイント

PCを選ぶうえで大切なのは、利用する用途に応じたスペックを備えた製品を選ぶことだ。

営業職などで外出先での利用が多い場合は、1kg以下のできるだけ軽量のノートPCを選ぶのが必須である。加えて外出先で快適に利用できるように、CPUはCore i5(Ryzen5)以上、メモリーは8GB以上、ストレージ(記憶容量)は128GB以上の製品がおすすめだ。

一方で事務作業をメインに行うPCは、必ずしもハイスペックである必要はない。そのためCPUはCeleron以上、メモリーは8GB以上のPCが選択肢に入るだろう。ストレージはPC内に各種書類データを多数保存する必要があることから250GB以上が望ましい。

最もハイスペックな機能が求められるのが、プログラミングや映像加工などのクリエイティブな業務を行う際に利用するPCだ。この場合、CPUはCore i7もしくはRyzen7、最低限Core i5・Ryzen5以上を選びたい。専用のソフトを使用することが多いうえに扱う制作物のデータ容量も大きいため、メモリーは16GB以上、ストレージは250GB以上の製品が推奨される。

そのほかにもチェックしておきたいのが、必要なインターフェイスや付属機能の有無だ。HDMIやUSB Type-A/Type-C、光学ドライブなどはよく利用されるインターフェイスであるため、使用可能な機器を事前に確認しておく必要がある。またWeb会議をする場合はマイクやスピーカー、Webカメラの機能が必須だろう。

このように用途によって必要なスペックや機能は異なる。今後数年間利用することを想定して、余裕を持ったスペックのPCを選ぶのがおすすめだ。

BP事業部 おすすめPC

最後にBP事業部おすすめの社用PCを3つ紹介しよう。

外出先でのPC使用が多い人へ
マウスコンピューター『MousePro G4』シリーズ

マウスコンピューターの『MousePro G4』シリーズは、軽量モデルと長時間駆動モデルの2モデルが展開されている。そのうち、軽量モデルの本体質量は約947gで持ち運びも容易。加えて、バッテリー駆動時間は最大約12時間と1日の大半を外で過ごす営業担当者などでもバッテリー切れの心配なく業務に打ち込める。特に「長時間駆動モデル」は最大約23.5時間のバッテリー駆動に対応しているのにも注目したい。

なお、CPUにはインテルCore i7-1255UプロセッサーまたはインテルCore i5-1235Uプロセッサーの搭載モデルがあり、メモリーも最大40GBまで増設可能。スペックは十分と言えるだろう。

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事務作業が多い人へ
富士通 『ESPRIMO G5010/E』

富士通の『ESPRIMO G5010/E』は、幅36×奥行き165×高さ147mmで非常にサイズが小さいため、「デスクのスペースを広々使いたい」「自宅の机は小さいが、デスクトップPCで作業したい」という人におすすめだ。CPUはCeleronからCore i7まで選択可能で、メモリーは標準4GB・最大16GB。事務作業をするのには問題ないスペックである。

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クリエイティブな業務をする人へ
マウスコンピューター『DAIV N6-I9G90BK-A』

マウスコンピューターの『DAIV N6-I9G90BK-A』は、クリエイターにおすすめの水冷式ノートPCだ。水冷環境の構築が可能なので、PCの動作環境温度を低く保ち、パフォーマンスの低下を防ぐことができる。4K動画の編集や3D CADモデルの作成といった、高負荷作業の生産性向上が見込めるだろう。

「マウスコンピューター『DAIV N6-19G90BK-A』」の詳細はこちら!

ビジネス向けPCの種類は多岐にわたる。ベンダーとして製品知識を身に付け、顧客のニーズをしっかり把握したうえで、最適な製品を提案したい。