DX
【営業部門編】
業務効率化におすすめのSaaSツール5選を紹介
掲載日:2025/09/09

いまや業務に欠かすことのできない「SaaSツール」。日々、多種多様なツールがリリースされているが、一方でその種類の多さ故に「どれを導入したら良いのか判断に迷う」という人も多いはず。そこで本記事では営業部門の業務効率化にスポットを当てたSaaSツールを紹介する。
営業部門が導入を検討したいSaaSツール5選
早速、営業部門におすすめのSaaSツールを五つ見ていこう。
営業組織に必要な機能がそろう「eセールスマネージャー」
『eセールスマネージャー』はマーケティングからセールス、アフターフォローに至る全ての顧客接点に必要な機能を搭載するCRM/SFAツールだ。具体的には顧客管理やスケジュール管理、日報管理、名刺読み取り/データ化などの機能を搭載している。これらの機能により、「顧客情報の一元化」や「営業プロセスの可視化」「営業活動の効率化」など、営業組織が望む状態を実現することが可能。またサポート体制が充実している点も特長で、ツール利用継続率は約95%に上る。
初めてCRM/SFAツールを導入する営業組織にもおすすめのツールと言えるだろう。
人脈を見える化して商談をスムーズに進められる「Sansan」
『Sansan』は名刺や企業情報、営業履歴を一元管理することで収益を最大化する営業DXサービス。同サービスでは名刺交換やメールのやりとりをデータ化し、「誰と誰がつながっているのか」を可視化する。これにより、例えば「商談のキーパーソンと頻繁にやりとりしている社員を特定し、その社員からキーパーソンを紹介してもらう」という使い方も可能だ。そのほか、名刺関連業務や商談準備の効率化などにより、コスト削減も図ることができる。なお、利用実績は1万社を数え、経済産業省や三菱地所など大組織の導入も目立つ。特に名刺を起点とした営業展開を進めたい組織はぜひ検討したい。
外回り営業の生産性を引き上げる「UPWARD」
『UPWARD』は外回り営業に特化した、顧客情報の記録および活用を効率化させる営業支援サービス。同サービスには外回り営業員が自然と「これが欲しかった」と思える機能が多数搭載されている。例えば「顧客マッピング機能」は、地図上でピンの色や大きさによって訪問の優先度を見える化する機能。同機能を使うことで、効率的な訪問ルートを組むことができる。併せて、現在地付近の顧客を知らせる「プッシュ通知」を用いることで、スキマ時間の有効活用も可能に。UPWARDを導入することで、外回り営業の生産性を一気に引き上げられる可能性がある。
Salesforceの活用を加速する「Mashmatrix Sheet」
『Mashmatrix Sheet』は、Excelのような操作感でSalesforceのデータを閲覧・編集できるWebアプリケーション。同アプリを用いることで、これまでSalesforceのデータ編集の際に必要だったCSVなどでのエクスポートおよびSalesforceへの取り込み作業が不要に。つまり、Salesforceにログインしてそのままブラウザ上でデータの閲覧・編集ができるようになる。Salesforce導入企業のうち、特にExcelでの業務が一定割合ある企業は同アプリの活用により業務の効率化を図れるかもしれない。現に、例えば同アプリのサービスページには「Salesforceへの入力業務時間が半減した」という導入事例も紹介されている。
営業のプロが監修した営業支援ツール「Translead CRM」
『Translead CRM』は取引先情報や営業案件、営業活動などを一元管理できる顧客管理・営業支援ツール。特長は営業現場視点での使いやすさが追求されていること。営業のプロがプロダクトデザインを監修し、画面遷移数およびクリック数を最小限に抑えた画面設計を実現している。導入事例でも、同ツールの画面を見た際の「こんな見やすいものがあったのか!」という驚きの声が紹介されている。これまでなかなか営業支援ツールが普及しなかった組織でも、操作性や視認性に優れたTranslead CRMであれば浸透を図れるかもしれない。
クライアントへの最適なご提案に向けて

営業部門向けのSaaSツールは数多くあり、クライアントも自社に最適なものを判断するのは困難だろう。まずは本記事で紹介した各ツールの特長を理解し、クライアントのニーズに応じて紹介することで、関係性の強化を図れるかもしれない。