ビジネスパートナー事業部 執行役員 事業部長 村上 勇雄

Windows 10 のEOS(サポート終了)が大きなトピックとなった昨年はマイグレーション需要が旺盛で、PCの販売台数が堅調に伸長しました。今年も引き続きAIやセキュリティに対する関心は高く、来年1月にはWindowsサーバーのEOSが控えています。それらの需要を取り込むことができれば確実に商機は広がり、これまであまり知られていない商材でも少し形を変えれば注目される可能性は大いにあります。そうした新たな商機の創出をさらに力強くお支えするために、我々は引き続き「くらうどーる」のアイテム拡充や「BPプラチナ」のリニューアルにも全力で取り組んでまいります。

また、大塚商会の基本はFace to Faceです。今年もさらに展示会を充実させ、パートナー様とメーカーの皆様が直接コンタクトできる機会を積極的にご提供したいと考えております。会場で実機を見て、触れていただいたときの反応や何気ない会話から、肌でニーズを感じることができます。特にサービスレベルでそれほど違いがない場合、決め手になるのは「人」。いかにキーマンと密にコンタクトできるかが重要になります。

2026年、我々のテーマは「市場の拡大と深耕」です。好調な市場を伸ばしてくことはもちろんですが、今まで業者の切り替えが難しいと感じていた分野でも、アドオンの提案によって開拓できる市場はたくさんあります。特に、大規模なインシデントが増えているセキュリティの分野では、いまや一つのシステムだけでリスクを取り除くことが難しい状況です。

そして、今年最も販売に注力したい商材が「AI PC」です。特に中堅・中小企業に対してAI PCを提案する際には、購入の動機になる明確なメッセージを発信しなければなりません。メーカー様とも力を合わせ、単に「あったら便利」ではなく、使い方の提案や買った方が良い理由をいかに訴求でるかを突き詰めていきます。

最後に、世界的な半導体メモリー不足によるPCやサーバーの価格高騰は既に始まっていますが、「昨年特需が起きたから今年は停滞するだろう」という感覚は忘れましょう。労働人口の減少もネガティブな課題ですが、そこには確実にビジネスチャンスが存在しています。その一つが、まだ日本では普及率が低いと言われる生成AIであり、昨年の特需で拡がったPC市場のアドオン需要です。今年もパートナー様、メーカー様と創意工夫を続けながら、常に先を見据えてIT市場を盛り上げてまいります。本年もどうそよろしくお願い申し上げます。