2019年9月28日発行

保守プランからサブスクリプションへ
早めの切り替えで割引価格が適用されるお得なアップグレードでビジネスを拡充!

保守プランや古いバージョンのオートデスク製品を利用しているエンドユーザー様は意外と多い。だが、そのまま放置しておくと、公式のサポートサービスが受けられなくなるので注意が必要だ。その点、今なら最新バージョンのサブスクリプションへの切り替えが割安価格で行えるので、最新のCAD環境で生産効率を向上させる好機といえる。このタイミングを逃すことなく、潜在需要を掘り起こしてアップグレードビジネスの拡充につなげたい。

保守からサブスへの移行は2020年5月6日までがお得!

現在、オートデスクの単体製品やSuite製品(LT含む)の保守プランに加入しているエンドユーザー様は、サブスクリプションへ切り替えることで、より多くのメリットを享受できるようになる。サブスクリプションへ移行するメリットは、以下のように多岐にわたる。

①必要な期間だけ利用できること。1年間または3年間の契約期間が選べるため、初期導入コストを低く抑えたい場合や、長期プロジェクトに利用したい場合などに柔軟に対応できる。

②テクニカルサポートが充実していること。Webサポートのほかに、1対1の電話サポート(事前予約制)が全ての製品に提供される。

③ライセンスの運用や資産管理が簡素化されること。プロジェクトの期間や規模に合わせて、ライセンスの増減が自由に行えるため、ライセンス管理や資産管理が容易になる。

④どこでも使えるようになること。オートデスク製品を会社だけでなく、出張先や自宅でも使用できる。国内はもちろん、海外での使用も可能だ。

⑤最新バージョンも過去バージョン(3世代前まで)も使える。最新バージョンはもちろん、保守プランで使用していた旧バージョンも、一定の条件でサブスクリプション移行後も利用できる。

⑥クラウドサービスで作業効率が格段にアップすること。作業データの作成、編集、分析、共有をクラウド上で行え、レンダリングなどの負荷の高い作業が短時間で完了する。

特筆すべき点は、2020年5月6日までに、保守プランからサブスクリプションへ移行すると、お得な特別価格が適用されることだ。その際、3年間のサブスクリプション契約を選択すると、1年間のサブスクリプションと比較して年間当たり最大約10%も安くなる。そのため、ROI(投資回収率)がより一層高まる。

また、保守プランからサブスクリプションへ切り替えた後、以降もサブスクリプションを継続的に更新した場合は、保守プランを更新したり新規でサブスクリプションを契約するよりもお得な価格で利用できる。保守プランから1年間のサブスクリプション契約に切り替えた後に、更新時に3年間のサブスクリプション契約に変更することも可能だ。この場合も、年間当たり最大約10%の割引価格が適用される。

特にオートデスクの単体製品やSuite製品の保守プランを利用されているエンドユーザー様は、業界ごとに製品やサービスを1つのパッケージにまとめた業界別コレクションのサブスクリプションへ移行することによって、お得さがより一層アップする。業界別コレクションでは利用できる製品が格段に増えるので、生産性の向上に大きく寄与する。

だが、2020年5月6日までに保守プランからサブスクリプションへ移行しなければ、こうしたメリットは享受できない。そのため、保守プランの更新時期を間近に控えたエンドユーザー様は、早期の変更が求められる。パートナー様にとっても、エンドユーザー様のCAD環境のアップグレードを割引価格で提案できる最後のチャンスといえる。この機会に、サブスクリプションによる継続的な収益が見込めるストックビジネスを拡充してみてはいかがだろうか。

アップグレードビジネスで生産効率の向上に寄与する

オートデスクは、エンドユーザー様が日々の業務の中でオートデスク製品を安心して利用できるように、常にサポートサービスの拡充に努めている。しかし、どのソフトウェアベンダーにも共通して言えることだが、サポートサービスを提供するリソースには限りがある。そのため、一定期間が経過した旧バージョンに関しては、公式のサポートサービスを終了せざるを得ないのが実情だ。その分、新製品の開発やサポートサービスに注力することで、時代の変化やニーズに即応したより良い製品を生み出している。

そのため、オートデスクは、製品サポートライフサイクルのガイドラインを策定。各種サポートサービスをどの製品のどのバージョンに付与するか明確な定義付けを行っている。例えば、オートデスクが実施するサポート対象は、基本的に最新バージョンと3 世代前のバージョンまでの全てのソフトウェアとなる。それ以前のバージョンのソフトウェアに関しては、テクニカルサポートやソフトウェアの更新、修正プログラムの提供に加え、ライセンスファイルの再発行が行われなくなる。そのため、現在利用しているオートデスク製品のバージョンを確認し、サポート対象外のバージョンを利用している場合は、速やかにバージョンアップを実施することが求められる。

直近では、2019年8月31日にバージョン2010以前の製品について、再アクティベーションを含むサポートの提供は終了した。2021年3月には製品サポートライフサイクルの完全実施を予定しているため、ハードウェアの入れ替えやシステムの再構築などを計画している場合は、早急に対応策を講じる必要がある。

伴い、オートデスクは、2019年10月25日まで、「最新環境で効率アップ キャンペーン」を実施。これは、R14(1998年リリース)から2019バージョンまでのオートデスク製品で、有効な保守プラン契約を持たない永久ライセンス(商用版)を利用しているエンドユーザー様を対象としたディスカウントサービスだ。所有している永久ライセンスのシリアル番号をWEBで申請し、最新のサブスクリプション製品を利用いただくというもので、対象となるサブスクリプション製品は、業界別コレクションや汎用CAD,LTシリーズなど、ほぼ全てのオートデスク製品だ。1年または3年ライセンスが最大20%OFFで購入できる。単に古いバージョンのオートデスク製品を割安でアップグレードできるだけではなく、最新のソフトウェア環境へ移行することで生産効率が格段にアップする。当然のことながら、オートデスクのサポートサービスも受けられるので、エンドユーザー様にもたらされるメリットは極めて大きい。

パートナー様にとっても、長年疎遠になっていたエンドユーザー様と取引を再開したり、新規にお客様を獲得したりする絶好の機会となり、ビジネスチャンスが確実に広がるはずだ。