2016年7月28日発行

オートデスク業界別コレクション販売開始。拡販のチャンス!
必要なソフトウェアやクラウドサービスを網羅し、より多くの価値を、柔軟かつシンプルに提供

オートデスクは、2016年8月1日、設計業務に必要不可欠なオートデスクのソフトウェアとサービスを1つのパッケージにまとめた業界別コレクションの販売を開始。より多くの価値を、さらに柔軟に、さらにシンプルに提供できるコレクションは、従来製品からの移行先の検討材料として最適。そこで今回は、業界別コレクションの優位性や具体的なメリットなどを紹介する。パートナー様にとっても、業界別コレクションの登場は、CADビジネスを拡大する好機といえる。

数多くのメリットを享受できる業界別コレクションの優位性

現在、オートデスクは、サブスクリプション方式のビジネスモデルへの完全移行を進めている。これにより、これまで以上に優れた価値と高い柔軟性を提供し、お客様が必要とするオートデスク製品をより使いやすく利用してもらうことが狙いだ。今回、その移行の一環として、2016年8月1日より、『オートデスク業界別コレクション』のサブスクリプションを開始した。

オートデスク業界別コレクションは、設計業務に必要なツールを業界別にまとめて魅力的な価格で提供するもの。従来のSuite製品よりも、豊富なソフトウェアやサービスが提供されるだけでなく、これにより、ソフトウェアのサブスクリプション契約と管理が簡単に行えるようになる。
具体的には、
1.建築と土木インフラストラクチャの設計に欠かせない BIM/CIM パッケージ『ARCHITECTURE,ENGINEERING & CONSTRUCTION COLLECTION』、
2.プロダクトデザインと工場レイアウトに欠かせない設計・エンジニアリングツールのパッケージ『PRODUCT DESIGN COLLECTION 』、
3.ビジュアル エフェクト アーティスト、ゲーム開発者のための完全な 3Dアニメーション ツールセット『MEDIA & ENTERTAINMENT COLLECTION』の3種類が用意されている。
各業界別コレクションで提供されるデスクトップソフトウェアとクラウドサービスについては、図表1を参照していただきたい。

業界別コレクションを使う10の理由

エンドユーザー様は、上記の業界別コレクションのサブスクリプションメンバーになることによって、次のような多くのメリットを享受できるようになる。

1.各業界向けに用意されているさまざまな種類のオートデスクソフトウェアをワンパッケージで提供するので、お客様は自分の業界のコレクションを購入するだけでOK。どのソフトを購入するべきか迷う必要はなくなる。

2.コレクションで提供されるデスクトップソフトウェアやクラウドサービスは随時アップデートされるので、常に最新のテクノロジーを利用することが可能だ。

3.利用期間を3カ月、1年、2年、3年と、必要に応じて柔軟に選択できる。

4.使用者を限定するシングルユーザーライセンスまたはネットワークで共有できるマルチユーザーライセンスのどちらかを選択できる。

5.マルチユーザーライセンスは、アクティベーションにインターネット接続が不要なので、社内ネットワーク環境を変更せずに利用できる。

6.前バージョン使用特典により、前3バージョンを使用可能。

7.海外持ち出し特典により、サブスクリプション期間中ずっと持ち出しが可能となる。

8.コレクションに付随するクラウドサービスをすべて利用できる。

9.標準ではWeb、オプションとして電話による技術サポートを受けられる。

10.Autodesk Accountで、容易にライセンスを管理できる。

業界別コレクションは、従来のSuite製品をはるかに上回る価値をこれまでよりもリーズナブルな価格で利用できる利点がある。

利用できるソフトウェアの種類が増えただけではなく、Suite製品で提供してきたクラウドサービスを拡張して利用できるので、クラウドのコンピューティング能力をより一層活用できる。

また、必要な製品が業界別コレクションに含まれていない場合には、エンドユーザー様の特定のニーズに合わせて、いつでも単体製品(シミュレーション製品、データ管理製品など)のサブスクリプションメンバーシップを追加契約することも可能だ。

業界別コレクションへの移行は絶好のビジネスチャンスとなる

今回の業界別コレクションの販売開始に伴い、Suite製品のサブスクリプションおよび永久ライセンスの新規販売は、2016年7月31日をもって終了する(LT Suiteは継続)。現在Suite製品のサブスクリプションメンバーのユーザー様は、引き続きサブスクリプションを更新してSuite製品を利用することもできるし、あるいは、10月以降に業界別コレクションのサブスクリプションメンバーに切り替えることもできる。また、Suite製品の永久ライセンスを保守プラン付きで利用しているユーザー様も、引き続き保守プランを更新して利用していただくことができるが、いずれにせよ、増設に際しては業界別コレクションの導入が必要だ。

その意味では、パートナー様にとっては、絶好のビジネスチャンスとなる。

業界別コレクションの導入でエンドユーザー様の設計環境はより一層便利になるため、既にSuite製品を導入しているエンドユーザー様に、業界別コレクションへの移行を提案したり、Suite製品ではなく、『AutoCAD』などのソフトウェアを単体で導入しているエンドユーザー様に、新規に業界別コレクションの提案をすることで、エンドユーザー様とパートナー様の関係がますます深まり、継続的なビジネスをより一層展開しやすくなるだろう。

「Autodesk University Japan 2016」は、製造、建築、土木、メディア&エンターテイメントなどの業界において、詳細を見据えながら業務に役立つ情報を「学び」、さらに参加者の方々が「交流」の場として活用できるカンファレンス。各セッションでは、オートデスク製品の最新テクノロジー動向の紹介やイノベーションを推進されているエンドユーザー様による事例、ソフトウェア操作のスキル向上のためのセッションを提供します。ぜひ、「Autodesk University Japan 2016」への参加をお勧めください。